北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

メロン

清原和博『告白』を読んでいたら、ピンポーン、とインターホンがなった。こんな夜に誰だろうと、モニターで確認すると、男の人で、はい、と返事しても、名乗らない。名乗らなければ、通常、出ないところではあるが、こんな時間に来るのは、宅急便くらいなもので、私は、玄関のドアを開けた。郵便局の職員で、実家からメロン1玉が届いた。

 

母にショートメールで、メロン届いた。ありがとうと送信したら、青肉一個(メロンの実の部分の色のこと)だけど、ブルーベリーも取れたら、また送るね。お盆ばあちゃん家に17日にみんな会うって言ってたけど、来れるの、と返信があったので、まだわからない、と返した。

 

ジンギスカンうどんを作って食べ、清原和博『告白』を読み終わって、お風呂に入り、寝室で、滝口悠生『寝相』を読んだ。

 

3つの中編小説がおさめられているらしく、本のタイトルである寝相を読み終わり、わたしの小春日和という物語を読んでいた。

 

わたしの小春日和という物語は、失業し、妻とも別居をして、実家で生活するという物語で、実家に帰ると、母や妹が出てきて、今日、メロンが届いたせいなのか、自分の母の顔も浮かんだ。

 

普段は、こうして小説を読んでいると、眠くなるんだけど、今日は、眠くならなくて、携帯電話で時間を確認すると、0時を回っていた。明日は、それほど、仕事も早くないし、もう少しだけ読んで寝ようと思って続きを読んだ。

 

6時半だったかに、猫が寝室に、にゃあと起こしに来た。久しぶりに起こしに来てくれたな、と猫と一緒に歩いて、台所のところに行き、冷蔵庫から缶詰を出して、スプーンで器にうつし、下剤を3滴たらし、カリカリを入れた。

 

仕事に行くにはまだ早いから、滝口悠生『寝相』を読んだ。滝口悠生『寝相』は、ブックオフで購入したもので、本の上の方が水分をこぼしたのかへなへなになっていて、残念な感じで、ただ、へなへなだから、この値段で買えたんだと、思い直し、続きを読んでいる。

 

今日は、プラスチックと缶のゴミの日で、袋を持って、ゴミを捨てに行くと、小雨が降っていて、肌寒かった。夏が来た感じがしない。

 

自宅に戻ってくると、ソファに座っていた猫が私を待っていて、私を待っていてというか、寝室に向かうところだった。