北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

ウーロンハイを一杯だけ。

朝方、気配を感じて起きたら、猫が枕元にいた。いつもなら、ご飯をちょうだいとなくのだが、今日は、どうも違うみたいで、布団に入りたいのかなと思って、猫が入りやすいように、布団をあげってみた。すると猫は布団に入ってきた。猫が布団に入るのは、1年に数回のことで、嬉しいなあ、と思いながら、トイレに行くのを我慢した。

 

今日は、飲み会があったので、そそくさと職場を後にして、指定された居酒屋に向かった。以前、アルバイトしていた若者が、飲みましょうと言ってくれて、今日を迎えたのだが、初めて誘ってきてくれたので、何か、重要な話があるのだろうか、うちで働きたいです、と言ってくるのかとか考えながら、居酒屋に向かった。

 

土曜日ということもあり、居酒屋は繁盛していた。予約席に案内され、黒い扉を開けると、びっくり。もう一人いた。もう一人も以前、アルバイトしていた若者だった。あと2人来ると言う。誰が来るか確認していなかったので、4人も集まってくれるなんて知らなくて、なんか、こうして、それぞれが社会人になり、食事しましょうと言ってくれたり、会いにきてくれるなんて、嬉しくて、嬉しいなあ、ありがとう、と何度となく呟いた。嬉しくて、ウーロンハイを一杯だけ飲んだ。普段は、全くと言っていいほどお酒を飲まない。

 

あっという間の2時間だった。

 

そんなわけで、今日は、朝から夜まで良い一日だった。明日は、休みだから、これから宮本輝錦繍』を眠くなるまで読もうと思っている。

一昨日が飲み会で、昨日の飲み会は断り、今日の飲み会はさぼり、明日もまた飲み会だ。

朝、寝室に猫が来て、私の胸に乗ったので、撫でようとしたら、「ふー」と、怒った。撫で方が、よくなかった。いつも猫の撫で方には注意しているが、猫が嫌いな角度から手を出してしまったらしい。私の手を見るだけで、ずっと怒っていて、ここ最近では、一番、長く、怒っていた。そんな1日の始まりだった。

 

今日は、研修で、研修といえば、どちらかといえば楽しいというか、楽だけど、今、受講している研修は、そんなにおもしろいものではなく、楽でもない。昼休憩は1時間もなく、びっちり18時まで研修で、正直、言えば、疲れる。

 

今日は、研修会のあと、職場の飲み会だったんだけど、1時間かけて車で走り、飲み会に参加するのが、急にめんどくさくなって、行くのをやめた。

 

一昨日から、飲み会が続いていて、昨日も、飲み会だったけど、断り、今日はサボり、明日も飲み会だ。忘年会シーズン到来。というか、忘年会シーズンもこんなに続かない。

 

それはさておき、伊野尾書店の一万円選書に同封されていた小冊子、石橋毅史『本屋な日々17そこにある本屋』を読み終わった。伊野尾書店のこと、店長のことが、少しだけわかった。

 

私の中に、ほんのりとできあがったイメージとは違った。イメージといっても、店長は50代なのかなあくらいなものだったけど、この前読んだプリントには、今年で45歳という記述があって、え?45?イメージしていた年齢よりも、ずっと若かった。

 

店長の伊野尾さんがプロレス好きというのは、ネットを通して知っていたけど、確かに、私の3つ上くらいの先輩たちは、熱狂的なプロレスファンが多かったなあ、とこのブログを書きながら思い出した。

 

というわけで、宮本輝錦繍』を読んでいる。

 

以前、読んだと思っていたけど、読んだ記憶が蘇ってこない。そもそも読んでいないのだろうか。人まちがいみたいな感じで、本まちがいをしているのだろうか。

 

そういえば、自宅の本棚にある本を、また買っちゃうということが何度かあって、自宅にある本の写真を撮ったことがあるというのを思い出して、携帯電話の中に保存してある写真を見ていった。

 

写真の中に、『錦繍』はなかった。今回の引っ越しの際に、売った本の中にはないことは確定した。20代の頃に読んだのかなあ。

 

というか、もう読んだかどうかはどうでもいいや。

 

第9回新井賞受賞作/はるな檸檬『ダルちゃん』小学館

ここのところ偏頭痛がして、働きすぎだな、と思った。体も相変わらずだるいし、眠いし、早く帰りたくなって、やることはたくさんあるけど、明日、早起きしてやることにした。自宅についたのは21時過ぎだった。

 

自宅に着くと、はるな檸檬『ダルちゃん』が届いていた。

 

『ダルちゃん』を知ったのは、ちょうど新井賞の存在を知った時だった。新井賞は、テレビで知ったのだろうか。以前、書いたブログの記事を読み返すと、ネットニュースで、たまたま知ったようだ。

 

新井賞とは、書店員の新井見枝香さんが、店頭の販促を兼ねて、個人的に推したいと選定した本で、直木賞芥川賞と同じ日の夜に発表されるというもの。すごいよね。いち書店員が個人的に推したい本が、ここまで有名になるなんて。

 

なぜ、ここまで有名になったのだろうか。新井賞で選ばれた本を買って読んだ本が、おもしろくて、Twitterか何かで発信したのが、話題になっていったのだろうか。

 

私が新井賞を知った当時、これまでどんな作品が選ばれたのだろう、とネットで調べると、新井賞受賞作一覧というものが掲載されていて、第2回新井賞の早見和真『イノセント・デイズ』を、本屋で見つけて読んだ。

 

『イノセント・デイズ』は、今年、おすすめしたい本の中の1冊になった。

 

prizesworld.com

 

で、ダルちゃん。個人的には、ダルちゃんがヒロセくんに出会った頃からが好き。詩を書くダルちゃんは、ある決断をするのだけど、その決断は、私とは考え方が違うな、と思った。ん〜、ネタバレなしで書くのは難しい。

 

人に合わせるのが疲れた人に読んでもらいたい1冊かな。

 

  

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rakuunanzyuku.hatenablog.com

 

宮本輝『錦繍』新潮社/伊野尾書店の一万円選書が届いた!

伊野尾書店から届いた小包を丁寧にカッターで開けた。一冊、一冊に、ブックカバーがかかっていて、心のこもっている仕事だなあ、こういうちょっとしたことが、人の心に響くんだよなあ、と思った。

 

同封されていたプリントを読んだ。なぜ、その本を選んだかが書かれていて、長い手紙を読んでいるようで、読む楽しみがさらに増した。また、一冊読むたびに読み返そう。

 

いわた書店の一万円選書をお願いした時も思ったけど、一万円分の本を、一人ひとりに合わせて選ぶのは、相当、難しい。私ならできない。私のおすすめする本を一万円分送るはできるけど。

 

そんなことを考えていたら、毎年、本をプレゼントしている友達に送る本が、手元に置いたままになっていたことに気づいた。10月1日から、値上がりするから、今月中に送らないと。引っ越ししたことも伝えていないし。

 

そんなわけで、伊野尾書店から届いた一万円選書。まず、最初に手に取った本は、迷わず宮本輝錦繍』。

 

 

ツイッターで『錦繍』を勧めているのを読んで、読むなら、秋だな、と思ったから。まさしく今。

 

以前に読んだことがあるような気がする本で、読みながら、ああ、読んだことあると、思い出すのだろうか。

 

錦繍』を数ページ読んで、職場の飲み会の時間になった。玄関を開けると、激しい雨が降っていた。

 

9月の頭に、以前、一緒に働いていた仲間が、心に棘が刺さっていたり、元気がない者いて、どうでも良いような話をして終わる飲み会が必要ではないかと思って、今日、開催した。

 

職場の飲み会といえば、めんどくさいけれど、この飲み会は、伝統的にというか、いつも、楽しくできている。

 

帰り際に、参加した一人から、楽しかったと、誰に言うでもなく呟いた言葉を聞いて、やって良かったと思った。

 

また、明日から、仕事だ。

 

 

石塚真一『BLUE GIANT SUPREME』小学館/頑張っているからといって必ずしも報われないけど、見てくれている人はいる。たまあにいる。

ネットカフェに来るのは久しぶりで、読みたかった石塚真一BLUE GIANT SUPREME』の続きを読んだ。

 

久しぶりに読む『BLUE GIANT SUPREME』は、やっぱり熱くて、初開催フェスのところは、涙が出そうになった。

 

 

 

頑張ったからといって必ずしも報われないのは誰もが知っているけど、やっぱり見ていてくれる人はたまあにいて、何らかの力になってくれたりする。

 

私の職場でもそうだ。私の職場には20代が大勢いて、頑張っている職員には、何らかの力になりたいと思うし、そのような行動をとることもある。そして、自分の20代を振り返り、俺は、ダメだったな、と思う。

 

1時を過ぎたのか、2時を過ぎたのか時間を確認をしていなかったけど、眠くなってきたので、ネットカフェのブランケットを体にかけて眠るが、寒いし、眩しいし、トイレは近くて、朝の6時だったかに、ネットカフェを出た。

 

ネットカフェを出て、ディーラーに車の定期点検をするために、岩見沢に向かって、時間が1時間ほど早かったのもあって、コンビニの駐車場で、劉慈欣『三体』の続きを読んだ。

 

273頁から、読む手が止まらなくない。車の定期点検の間も『三体』を読んで待つ。目に見えない酸素を発見した人ってすごいなあ、と思う。もちろん、そんなことを考えるのも『三体』を読んでいるから。

 

『三体』を読んでは昼寝をし、『三体』を読む。布団って、素敵ですね。『三体』を読み終わった。3部作と聞いているので、自作も購入しよう。

 

今日の夜は、職場の飲み会だ。

鍵がない。

仕事の帰り道、尾田栄一郎ONE PIECE』のクライマックスが頭をよぎった。ラスボスは誰か?私はシャンクスではないだろうかと思っている。根拠はない。シャンクスだったら悲しいけど、一番、驚くというだけ。あと5年で終りたい、と尾田栄一郎さんが、どこかのインタビューで言っていた。最後まで書ききって欲しい。

 

そんなことを考えながら自宅のアパートの駐車場につき、気づく。鍵がないということを。鞄の中のものを全て出すが、どこにもない。どうする?アパートの管理会社に連絡をして、鍵を借りようと思いつく。まだ18時過ぎだし。ただ、管理会社がどこかがわからない。契約した時に取り交わした書類に書いてあったのだけは覚えている。

 

予定していたラーメンを食べながら考えようと、車で走って数分のラーメン屋にたどり着き、あらかじめ決めていたメニューを注文して、携帯電話で管理会社を調べた。インターネット上では不明。そこで思いつく。アパートを仲介してくれた不動産屋に電話するということを。ラーメンを待っている間に、営業マンの携帯電話に電話をするが出ない。はて?まだ営業をしている時間なのか?ほどなくしてラーメンが届き、一気に食べる。

 

ラーメンを食べ終え、不動産屋の会社のほうに電話をする。担当者の名前を告げると、退職したという。4月からまだ半年くらいしか経っていないのに、何があったのだろうと思いながら、アパートの管理会社を訊く。契約書に載っていますと言う。私は、契約書に載っているのは知っているが、鍵がなくて入れないことを告げる。わかりました、では、担当の者からかけなおします、ということで一時、電話を切った。

 

いつもよりも時間が経つのが遅い。いてもたってもいられなく、会社の車の中かもしれないと、早めに帰宅したのにも関わらず、会社に戻る。車の中を探す。が、ない。不動産屋は、担当の者に電話をさせるといったけど、担当の者は退職したのではないか、このまま電話がかかってこないのではないのか、という時間になった頃に、不動産会社から電話が来て、管理会社の電話番号を教えてもらう。

 

管理会社に電話をしたら、営業時間外ですとテープの音声が流れる。この時間に出ないで、何が管理会社だあああああああ、と心の中で毒づきながら、私は、車を運転し、

 

今、ネットカフェにいる。

 

 

 

劉慈欣『三体』早川書房/よくわからないのにおもしろいってすごいなあ。

アルキメデスの原理を知ったのは、小学生の時に、学研だったか、進研ゼミだったかで知ったと思う。マンガ入りの読み物だったので面白く、苦もなく、夢中で読んだ。いろいろな法則について載っていたのだが、アルキメデスの原理が一番、印象深い。風呂に入り、お湯が上昇したのを見て、これがアルキメデスの原理か、と思ったのだろう。昔のこと過ぎて忘れたけど、そんな気がする。

 

アルキメデスの原理を思い出したのは、劉慈欣『三体』を読んでいるからで、『三体』には、他にも一般相対性理論オームの法則、進化的アルゴリズムモンテカルロ法LINUXなど、よくわからない言葉が頻出する。

 

よくわからない言葉が頻出するにもかかわらず、面白い。よくわからないのに、面白いって、すごいことだと思う。

 

よくわからないのに、面白いと、最初に思ったけどのは、ヱヴァンゲリヲンを見た時。早くヱヴァンゲリヲンの最新作を見たいと、打っているところで、ヱヴァンゲリヲンという表記が、キーボードの予測変換で出てくるのもすごいなと、どうでも良いことを思った。

 

前述のよくわからない言葉は、気にしないようにして読み進めているけれど、これまで人類が発見した、人類が考えて来たことを理解するのって、実は、面白いことかもしれない。よくわからないから面白くないのであって、覚えないといけないと、勉強みたいにするから面白くないのであって、自分に合ったわかりやすく書いている本をまず読んで見たい。小学生の時に出会ったように。

 

映画にしろ、小説にしろ、SFを考える人はすごい。SFを作るとなると、これまで積み上げて来た科学といえば良いのか、宇宙に関する知識を理解した上で書かないと、リアリティが失われる。

 

『三体』も262頁をすぎ、何となく、結末が見えて来たけど、ここから驚かされるのだろうか。

 

三体

三体