その時は、いまいち、ピンッとこないのだけれど、
時間が経ってからわかることもある。
それはまるで時間差攻撃のように。
楽雲庵塾には、『仕事』ってページがあって、
そこに綴っている言葉の半分以上は、
人生の先輩であり、俺が尊敬する大人達から聞いた言葉で、
確かに、確かになって納得し、残しておきたい言葉なんだけど、
その中に、「相手の言っていることを理解する」ってのがある。
この言葉は、俺が、他の職種や他部門と話をするのが苦手な時期に、
「どうしたらうまくいくのだろうか?」とある人に聞いた時の言葉。
その人は、「相手の言っていることを理解することだね」って教えてくれたんだけど、
当たり前すぎる言葉が返ってきて拍子抜けしたのを覚えている。
もっと魔法のような、特効薬のような効き目のある言葉を期待していたんだろうね。
あれから、時間が経って、またちょっとだけ理解できた気がする。
それぞれの守備範囲というか専門分野というか、
職場にはそれぞれの仕事があるわけで、
それぞれの視点、それぞれの知識、それぞれの立場から意見を述べる。
当たり前っちゃあ、当たり前の話。
その時の俺は、何せ余裕がないもんだから、
感情が先にきて、俺が、俺がが先に来て、
冷静な議論ができなかったわけだけど、
相手の意見の根拠とする知識を、
あらかじめ持つことによって、
ああ、なるほどな、この人が言っているのは、あそこを言っているんだねって、
自分の感情に余裕が生まれているのに気づく。
そうしたら、こう言えば、相手の人は、納得してくれるかなってね。
議論が噛み合う。
つまりは、相手の言っていることを理解する。
ふむ。
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