10代の頃は、知らないことがあると何か恥ずかしい感じがして、知ったかをこいたもんだけど、
ふと、知ったかをこきたい気分になったから、こいてみることにした。
何か、良い言葉がないかなと、新聞をパラパラとめくる。
知らないことなんていっぱいあるのに、いざ、探してみるとなかなか良いのが見つからない。
聞いたことはあるんだけど、その意味を、実のところ、よく知らないんだよねって感じなのが良い。
海洋深層水みたいなね。
深層水・・・。
響きではかなり深いところから苦労してとってきたんだなってことが容易にわかる。
苦労したからこそ、旨い水っていうその響き、海洋深層水。
いや、カタカナが良い。
カタカナは、想像力を駆り立てる。
そんなことを考えながら、新聞の次はインターネットで探す。
何気なく読んでいた友達の日記。
これだぁぁぁ、これが良い。
ガノトトス？
そう、ガノトトス。
あぁ、知ってる、ガノトトス。
ドンタコスは、ガノトトスから名付けられたと言われている。
あの三角の形。そしてあの色。
まさしくガノトトスを連想させる。
ちなみに、第一回ワールドベースボールクラシックで、
メキシコがアメリカに勝った時に、俺は、ドンタコスを食べた。
せめて、メキシコに感謝の意を表したい。
ドンタコスはメキシコをも連想させる。
話がそれた。今回は、ドンタコスの話じゃない。ガノトトスだ。
ドンタコスは食べ物だけれど、ガノトトスは食べ物じゃない。
ガノトトスってのは怪獣の名だ。
しかもね、相当強い。
主人公を一回、のしちまう程、強いわけだ。
俺の中で、強い怪獣ってのは、名前に濁点が入っている。
ゴジラに、ガメラに、ガルベス。
ガ行はやばい。
濁点はやばいんだ。
その登場してきた敵キャラが、濁点、特に”ガ行”だったら、
相当、強いなと思って間違いない。
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