この物語は実在する。
一人のボクサーの物語。
手を骨折し、引退を余儀なくされたボクサー、ジム・ブラドック。
1929年、世界恐慌。
引退をしたのは、この世界恐慌のまっただ中。
街は、失業者であふれかえり、
生活もままならない人々で溢れていた。
ジム・ブラドックも、その一人。
彼には、妻、子ども三人と愛する家族がいたんだけど、
その家族を支えるため、骨折した手を隠しながら、
日雇い労働で、食いつないでいく。
その日雇い労働も、毎日、ありつけるわけではなく、
明日、食う金もままならない状態で、
生活は困窮していく。
そこに、訪れた一つのチャンス。
一夜限りの復帰戦。
出場する予定だった選手が出られなくなり、
その代打みたいなもん。
だから、一夜限り。
この一夜限りの復帰戦は、
この物語の序章にしかすぎなかった。
映画を観ながら、
愛する家族を守るためとは言え、
ボクシングというスポーツで、
ここまで、できるのか?と思った。
スポーツには、ピークってもんがある。
ただ、この物語は実際にあった話。
妻の支えや、友人でもありマネージャーでもあるジョーの支えなんかも、すごく良い。
そして、家族を守ろうとした一人の男の姿に、
本当、勇気をもらえる。
この映画に出逢えて良かった。
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