漫画の主役をはっている面々を思い浮かべてみると、
何気に、弱い奴だったり、ださい奴も、
結構いるもんだなということに気づく。
のび太くん、バカボンのパパ、キン肉マン・・・。
まだまだいる。
キン肉マンなんて、”屁”で空を飛ぶからね。
決めぜりふは、へのつっぱりはいらんですよ。
よくよく考えたら意味がわからない。
意味はわからないけれど、
何かかっこいい気がする。
余裕すら感じる。
今回、紹介する『のぼうの城』って本の主人公も、
みんなから「役に立たない」って言われ、
”のぼう様”というあだ名で呼ばれる。
本名、成田長親。
どんな意味なんだろうって思ったけれど、
でくのぼうの略っていうのを知って、
なるほどなと思った。
そののぼう様は、身分が高いにもかかわらず、。
百姓までも、本人に向かって、”のぼう様”と呼ぶ。
本人は、怒ったりはしない。
その通りだくらいにしか思っていない。
時は、戦国。
豊臣秀吉が天下統一をする一歩手前、
関東で幅をきかせている北条氏を倒すべく、
豊臣秀吉は、大群を率い、関東に向かった。
北条側の一つの城の侍大将が、
この”のぼう様”である成田長親。
石田三成(豊臣側)、二万の兵に対し、
十分の一の二千の兵で対抗する。
基本的に、ダメな主人公だからね。
普段は、ダメでも、いざって時に、
一言、かっこいいことを言うと、
かっこいいに、”すごい”がつく。
すごいかっこいい。
石田三成が攻めてきた時に、言った言葉。
あの言葉は、まさしく侍。
普段はダメでも、
戦うべき時に、
勇気を振り絞って立ち上がり、
びびりながらでも戦う。
『のぼうの城』和田竜:小学館
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