どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

塾長宛の質問

「聞きたいことがある」ってメールを残したまま、
早、どれくらいの月日が流れたのだろうか。

「俺に聞きたいことって何だ?」って、
そりゃあ楽しみにしていたよ。
どんな質問がくるかってね。

母としての仕事が大変なあなたと話をしたのは、
いつの頃だっただろうか。
あなたの娘が、俺に2度目の悪戯電話をした時、以来だろうか?

充電器の電池の目盛りが2つになり、
仙台の友達と会うのに、
「連絡がつかないのはやばいな」と思っていた最中、
俺の携帯電話のバイブレーションが機動。
ブルブルってね。
着信画面には、あなたの名前。


やっときたか。
俺は慌てて、その質問に答えるべく、電話に出た。


「お〜ひさしぶりだな。それで俺の質問は何だったんだ?」


「あ〜、あれね。3月の結婚式の時に、北海道に来るのかと思ってね」


馬鹿野郎。
聞きたいことがあるなんてメールで入れないで、
「3月に北海道に帰ってくるのか?」と、
「ああ、帰るよ」と、
それだけで済んだ質問じゃないか。
まあ、俺への質問なんて、そんなもんだ。


いいんだ。
それで、いいんだ。
それが、いいんだ。


まあ、また連絡をくれよ。


そういえば、弟にはお礼を言ってくれたか?
ねえちゃんが、言ってくれてないかもしれんから、この場で言っておくな。


「いつも、見てくれているそうで、ありがとう」


あと、うちのかあちゃん。
俺の本を買ってくれるって言ってくれた友達に、
頭を下げてくれているんだってな。
その友達の電話で初めて知ったよ。


あいかわらず、迷惑をかけてるんだな。
ありがとうな、母ちゃん。