北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

人物は、何かを志向している面を書く

今冬は、初雪が遅かったのに、積雪量は例年並み。道路脇に高く積まれた雪は、ところによっては、歩行者用の信号機に到達しそう。車庫の雪下ろしもそろそろしなければならない。

 

年末に吹き溜まりに突っ込んでしまった私を助けてくれた人たちに恩返しに行かないとならない。どんな菓子折りを買えば良いのか迷う。来週中には行こう。

 

今日も1日が終わる。眠る前の数時間を『ダラダラタイム』と呼び、布団の上に寝そべって、パソコンを打ったり、読書をする。読書をしながら眠くなったら、電気を消し、寝る。

 

相変わらず、保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』を読んでいる。

 

小説には、かならずどこかで現実とのつながり、現実の痕跡、現実のにおい、みたいなものがなければならない。保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』p67

 

ポジティブな人間を書く。あるいは人間をポジティブに書く。それは別の言い方をすれば、その人の「何かを志向している面」を書くということになる。世の中には完全無欠の人間はいない。誰にでも欠点はあり、ふつうの見方をすれば大半が「大したことのない人間」ということになる。ただ、その「大したことのない人間」にも、絶対に取り柄の一つや二つはある。あるいは、ちょっとしたことで取り柄が抑えつけられていて欠点ばかりが目立ってしまったり、欠点と取り柄が裏腹の関係で、欠点としての面が強く出てしまっていたり、ということもよくある。保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』p87

 

志向という言葉のニュアンスはわかるが、どういった意味なのだろうか。インターネットで検索すると、志向とは、①実現しようとして心がそのほうへ向かうこと。②意識がいつもある対象に向かっていること。

 

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫)