北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

『死ぬことと見つけたり上・下』隆慶一郎:新潮文庫

歴史上の人物で誰が一番、好きかと聞かれれば、
迷うところだけれども、「前田慶次」と答える。

花の慶次」って漫画があるんだけど、もう何回となく読み返した。
その原作となった本が、一夢庵風流記
今日、紹介する本の著者、隆慶一郎が書いたもの。

以前から、隆慶一郎の本を読んでみようかと思っていて、
やっと読んだ本が、今日紹介する『死ぬこととみつけたり』。

戦国時代のいくさ人は、死人だってのは聞いたことがあったんだけど、この本を読んで、改めて知った。

毎朝、起きる前に「死ぬ」ことを想像する。
死の恐怖を克服し、死を恐れない。
俺には無理だと、ほんの少し想像しやめた。

いつの時代も、めんどくさいことは起こるもので、
この本でも、次から次に、問題が起こる。
問題に立ち向かう姿を読みながら、
武士とは、いくさ人とは、いかなるものかが見えてくる。

死を意識したのかわからんけれど、
この本を読みながら、自分の人生について考えた。
幸せになるために生まれたんだって考えた。