俺の読書週間は、読書月間にかわった。
それ程、読みたい本があるおかげだろう。
今日、紹介する本は、コインロッカー・ベイビーズ。
コインロッカーに捨てられ、乳児院で育てられたキクとハシ。
鰐を飼う美少女、アネモネ。
3人の凄まじい物語。
本当、凄まじい。
ただ、何かしらないけど、もがき生きる姿に、勇気をもらえる。
先のことを考えると不安で、怖くなる時があるんだけど、
この本を読みながら、怖がってばかりもいられないよなって気分になってきた。
「自分の欲しいものが何かわかってない奴は石になればいいんだ、・・・だって欲しいものが何かわかっていない奴は、欲しいものを手に入れることできないだろう?石と同じだ・・・」
(コインロッカーベイビーズ下P102)
キクとハシって名前も良い。