どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

思いやりについて思う


「サンタクロースが来るから、部屋の掃除をしなさい」と母から言われたことを思い出した。
自分が欲しかったプレゼントではなく、「こんなのいらない」って駄々をこねたことを思い出した。
「喜ぶ顔を想像しながら、プレゼントを買った母は悲しかったんだろうなあ」と今更ながらに振り返る。


サンタクロースは、聖ニコラウスがなまって、サンタクロースになったのが由来らしい。
娘を売らなければならない程、貧しい家の存在を知った聖ニコラウスは、煙突に金貨を投げ入れた。
その金貨は暖炉にたまたま干してあった靴下の中に入ったそうだ。
その金貨で娘も売らなくてすんだんだって。


俺の周りにも、そんな思いやりのある人が何人かいる。

自分に余裕がなくても、周りに気を配っている人。

自分ができることであればしたいって、
人が嫌がるようなことを率先してやっている人。

他人が苦しんでいたら、同じように苦しみ。
他人が泣いていたら、一緒に泣いている人。

人に優しくするには、心に余裕がないといけないって思っていた。
自分の考えは、一部にしか過ぎなかった。
いろんな人がいる。


年末にむけて、部屋の掃除でもしようかと思った時に、
子どもの頃のクリスマスを思い出した。