どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

野球小説部門というジャンルは聞いたことがないけれど、この本は間違いなく野球小説部門第一位。

この年齢になると、なかなか怒られることもないけれど、久しぶりにこっぴどく怒られた。70歳くらいの女性に、車を停めていた場所が悪いということで。

 

車を移動して、喫茶店に戻り、読みかけの本を開いたが、まったく内容が頭に入らず、ぐったりとした体をひきずり、家路についた。

 

もう布団を敷いて寝てしまおうかとも思ったけれど、寝るにはまだ早い時間なので、ブログを更新することにした。

 

 

岩田書店の店主から選んでいただいた一万円選書は、続けざまにホームランを繰り出している。

勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫)

勇者たちへの伝言 いつの日か来た道 (ハルキ文庫)

 

この勇者たちへの伝言は、もともと選ばれるはずのなかった本。なぜなら、選んでもらった本の中に、持っていた本があったため交換してもらった本で、野球でいうところの代打。読んでみて、びっくり。代打で、おいておくには、もったいない逸材。それほどおもしろい本だった。野球を題材にした小説を、今まで何冊か読んだけれど、この本は、間違いなく野球小説部門第一位(平成29年2月現在)。

 

舞台は、阪急ブレーブスがまだあった頃の話。ブレーブスって意味を考えたことがなかったけれど、訳すと、勇者たち。なかなか良いチーム名だ。野球以外には、恋愛の物語が綴られているんだけど、その恋愛の話がせつないんだけど、すごく良くて。

 

本屋の店主が書いた本がおもしろい!

本屋の店主が書いた本を、2冊ほど読んだけど、すごいおもしろい。

 

1冊目は、東京にあるTitleの店主、辻山さんの本。

本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録

本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録

 

3月、東京に行く予定なんだけど、この本を読んで、なおのことTitleに行きたいな、と思った。Titleに行ったら、どんな本と出会えるか楽しみ。

 

 

2冊目は、福岡にあるブックスキューブリックの店主、大井さんの本。

ローカルブックストアである: 福岡 ブックスキューブリック

ローカルブックストアである: 福岡 ブックスキューブリック

 

店主の大井さんが、本屋を始めたのが39歳。ほとんど未経験での本屋開業。今の自分の年齢が39歳だからなのか、感慨深く読んだ。

 

席を譲った人を見て考えたこと

列車の中。隣の女性が立ち上がった。立ち上がった女性をなんとはなしに見ていると、赤ちゃんを抱っこした女性に声をかけ席を譲った。席を譲った女性は、高校生か大学生くらいの年齢。携帯電話をいじっていて気づかなかった自分を恥じた。携帯電話をいじって下ばかりを見て、困っている人に気づかないような大人にはならないようにしないとな、と思った。

センバツ出場32校が決定!

まるで高校球児のように、私は15時を待った。本日、27日、第89回選抜高校野球大会の選考委員会が開かれ、出場校32校が決定。

 

21世紀枠は3校。その21世紀枠候補9校の中に我が母校の名があり、悲願の甲子園初出場を願った。9校中3校が選ばれるわけだから確率は3倍。

 

甲子園に出場した暁には、私も甲子園に足を運ぼうと思っていたが、紙一重で、落選。インターネットで、その結果を知った時は、落胆と同時に、くそお、とまるで高校球児のように悔しがった。

 

今回、私と同じように悔しがっている野球部OBはたくさんいると思う。

 

 

話、変わり、私、野球小僧の大辞典シリーズが好きで、先日も新しい大辞典シリーズが出版されていないか調べていたら、すでに発刊されていた大辞典シリーズを見つけて買った。 

野球小僧remix メジャーリーグ大事典 (白夜ムック)

野球小僧remix メジャーリーグ大事典 (白夜ムック)

 

 1995年〜2007年までだから、古いんだけど、読み応えは十分。

 

野球小僧remix プロ野球[外国人選手]大事典 (白夜ムック)

野球小僧remix プロ野球[外国人選手]大事典 (白夜ムック)

 

 残すところ、この1冊だけ持っていない。ただ、外国人選手にそこまで思い入れがないんだよなあ、と買うのを躊躇している。

 

ぜひ、続編を期待したい。2000年大辞典を。

 

北海道アール・ブリュット2016札幌展に行ってきました!

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北海道アール・ブリュット2016札幌展に行ってきました!

新たな作家さんの展示もあって、今回も見応えがあります。

 

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前回は、犬の絵だったけれど、今回は猫の絵。この方の絵好きだなあ。

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大通美術館。1月29日までです。

 

大空を飛ぶことにすべてを賭けた男の物語。

一万円選書の3冊目を読み終わり、いわた書店の店主の伝えたいメッセージを感じた気がした。

 

3冊目は始祖鳥記。 歴史小説。大空を飛ぶことにすべてを賭けた男、幸吉の物語。

始祖鳥記 (小学館文庫)

始祖鳥記 (小学館文庫)

 

 一万円選書で選んでもらっていなければ手にとることがなかった本だと思うし、何度となく、途中で読むのをやめようと思ったけれど、いわた書店が選んでくれたから何かがあると思って最後まで読んだ。最後まで読んでよかった。

 

いや、いや、一万円選書はすごい。4冊目は何にしようかな。

次のページが気になって、気になって、あっという間に読み終わった本。

久しぶりだった。

こんなに次のページが気になりながら、一気に読み進めたのは。

その本の名は、楽園のカンヴァス。

 

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

楽園のカンヴァス (新潮文庫)

 

 

一万円選書で選んでもらった一冊。

 

一万円選書の質問に、芸術鑑賞が好きだと書いたが、ピカソやルソーなどの時代のことは全くわからないし、興味もなかった。本は、そんな時代の話。読み終わると、ルソーの「夢」という絵を観たくなってインターネットで検索していた。

 

この本に出会えてよかった。