楽雲庵塾塾長サイン入りカツゲンを送った時の、
コータさん(N7のオーナー)のリアクションは俺の予想を超えた。
あんなに喜んでくれるなんておもいもしなかった。
カツゲンで、あのリアクションだったからな。
楽雲庵塾本第二巻第三章のリアクションも間違いないだろう。
それくらいの自信はある。渾身の仕上がりだった。
もうそろそろ届いた頃だよな。
もうそろそろ届いた頃だよなと思いながら、
一週間が経ち、一ヶ月が経った。
ん?
連絡が来ない。連絡が来ないじゃないか。コータさん。
もしや、もしや、コータさんの心に届かんかったのか?
送ってから1ヶ月だからな。確実に読んではいるよな。
もしや、もしや、感想が言いづくて連絡をしづらいのか?
俺はカツゲンに負けた。
俺はカツゲンに負けた。
軽い感じで出したカツゲンに負けたのかああああああ。
妹も、俺の傷口に塩を塗る。
「本、喜んでくれた?」
軽い感じで質問をしてきて塩を塗る。
が、しかし、俺の立ち直りは早い。
今回、響かずとも、あれはまだ4分の1にすぎない。
4分の1で、心に届けという方に無理がある。
コータさんは最終章を待っているんだな。
そうか、最終章を待っているのか。
第三章の物語は、何かと、コータさんも知っている物語だからな。
こうして、楽雲庵塾第二巻第三章を送り二ヶ月が経過した10月。つまりは今月。
本のリアクションについては、どうでも良い。とりあえず良い。
N7を閉めてから2ヶ月が経過していたから、
コータさんが元気にしているか電話をしてみることにした。
電話に出ない。
コータさん。感想が言いづらかったら、言わなくたって良いんだぜと心の中で呟いていたらメールが入ってきた。
「現在、塾長の電話は受付していません」
おいっ!俺は携帯電話に無言でつっこんだ。
うけた。にやけながら続きを読む。
「送りたいものが完成したので近々送ります。届いた頃に電話します」
※おもいのほか、長くなったのでつづく。
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