どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

リバタリア伝説

最近、書いてきた海賊のおじさんも、まもなく最終回にしようと思っている。
海賊のおじさんはフィクションだけど、モデルとなった人はいるんです。実は。

物語を書いていて、
海賊についてもっと知りたくなって、
先日、図書館に行って、
海賊辞典みたいな本を数冊借りてきて読んだ。

かっこいい海賊はいないもんかって読んでいたんだけど、
人ではなく、気になる国があった。


その国の名は、リバタリア。
本によっては、リベルタリアとも書いてある。

時は18世紀。
イギリスが世界初となる産業革命を成し遂げた時代。
黒人奴隷が労働力として酷使されていた時代。

そんな時代にできた国。
海賊達の手で創った自由の国。

リバタリアは自由・解放を意味する。
フランス人の海賊ミッソンが中心となって創ったから、
リバタリアってのはフランス語なのかね。

その国の注目すべきは、
いろんな人種がいたということ。
イギリス人、フランス人、オランダ人、
そして奴隷船から解放された黒人奴隷達。
黒人奴隷達も仲間にしたってのが良い。

そもそも海賊達は、持たざる者であり、虐げられる者が多い。
持たない者だから、海に出て、金のありそうな船に襲いかかる。

持つ者、虐げる者ってのは、資本家。

一部の金持ちは、どんどん金持ちになり、
扱き使われる者は、とことん扱き使われるそんな時代。

俺が思うに、弱き者はさらに弱き者を作ることが結構、多いと思うんだよね。
だから、海賊が、一旦、支配者側にまわると、
今度は自分がおいしい想いをする番だとなりそうなもんなんだけどね。


このリバタリアの話は、海賊に関係する、いろんな本に出てくるんだけど、
実は、存在しないんじゃないかって説が有力らしい。

リバタリアがあったら良いなと思うけれど、
なくても、この話には夢があって良い。



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