センバツ高校野球大会第8日は、秋の明治神宮大会、優勝の明徳義塾と、準優勝の創成館が登場。
日本航空石川が9回逆転サヨナラホームランで明徳義塾に勝った。
日本航空石川の9回裏の攻撃。先頭の井川が安打で出塁。ノーアウト1塁。定石では犠打だが、犠打の素振りもなく、次の打者が四球を選ぶ。次こそは犠打かなと思いきや、3打席凡退している3番原田にヒッティング。初球をホームラン。作戦がぴたりとはまった。
Numberの記事に書かれていた「監督の采配には限界がある。勝てるチームは、監督のミスを選手がカバーしてくれる」駒大苫小牧の元監督である香田監督の言葉が印象深い。
この試合は、創成館の選手層の厚さを感じた。下関国際戦で投げていない2人の投手が、智弁学園を1点に抑えた。創成館はチームで20人投手がいるらしい。その20人の中の精鋭4人の投手。すごいわけだ。