どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

こんなところで出逢うとは

ピピーッ!終了のホイッスルが鳴り響く。
あまりにも突然のことで、そのホイッスルが終了を知らせるホイッスルだと気づくまでに数秒の時間を要した。

そもそも金(ゴールド)を目指していること自体、俺には無理なのか・・・。

また交通違反で警察に捕まった。
毎度、毎度、免許証のゴールドを目指しているのに遠く及ばない。

ちょっとラーメンを食うのに街中だったから駐車場を探していて、
駐車場が反対車線にあったからUターンをしたらホイッスル。
どうもUターン禁止だったらしい。
Uターン禁止で違反したのは初めてだった。

「見えませんでした?標識?」

毎度のことながら、この類の質問に腹が立つ。
当たり前のことを言われるほど、腹が立ってくるもんもない。

あなたが見えませんでしたよ。

心の中で毒づいた。
わかっている。悪いのは俺だ。

800円のラーメンに6000円のおまけがつき、
何なら、買い物をして帰ろうかなとも思っていたけれど、
そんな気持ちも失せ、早々と街を去った。


帰宅途中、一軒の古本屋に寄る。
10万冊を置いているという、ここら辺では一番大きいのではないかと思われる古本屋。
その古本屋に行くのは初めてだった。

その本の量に圧倒された。
これが10万冊って本の量か。
おそらく、店員も、どんな本が置いてあるのか把握していないんじゃないのか。

寄ってよかったあ。
沈んでいた気持ちが盛り返した。
本屋って良いよね、って、気づいたら3時間ばかり夢中になって本を眺めていた。

で、見つけたのが、この本。

中島千波全版画集
リエーター情報なし
日本経済新聞社


中島千波。
ここで出逢うとは・・・。
桜の版画を描く作家さん。

中島千波館が、何県だったかも忘れたけれど、
中島千波館に行ったのも、こんな季節だったけ、
すげえ、感動しながら観たんだっけなと思い出しながらこの本を手に取った。


中島千波の話って、誰に教えてもらったんだっけなあ。
この記事を書きながら、気になって仕方がない。



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