北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

火をつけたのは

俺は、そこに救いを求めた。答えを探した。
「ここにもなかった」
読んだ本を閉じ、また、違う本を手にする。

「結局、答えなんて、ここにはない」ってことを知ったのは、
何十冊となく本を読んだ後だ。

俺は、仕事を始めてすぐの頃、
仕事が辛くてどうしようもなかった。
そして、本を読んだ。
そこには、何かがあるような気がした。

時間がたくさんあったような気がする学生時代の時よりも、
時間がそんなにないような気がする社会人の時の方が、
はるかに多くの本を読んでいた。

俺が求めていたものはなかったけれど、
ほんの少し、安らぐ時間が訪れていた気はする。

俺が求めていたものはなかったけれど、
それから、本を読む習慣はついた。

ただ、常々、本を読んでいるわけじゃあない。
常々じゃなければ、習慣じゃないって気もするが、全然、本を読まない時もある。
そこは、気分次第で変える。

読みたいって、心が求めた時に、読む方が、
活字も、頭の中に入り、言葉も、心に響く。


今、何年かぶりに、俺は読書週間に入った。
読んで、読んで、読みまくった結果、ものもらいになった。
目が少しばかり腫れている。

俺の読書週間に火をつけたのは、1冊の本、「青春ハートブレイカーズ」。

その本には、「この世界をタフにクロールするための映画・本・音楽」ってコンテンツがあって、自分が惹かれる人が紹介する本は、自分自身にもヒットする可能性が高いって知っているから、その本で紹介されている本と、人から教えてもらった気になる本を、数冊、買ってきた。

それからというもの、読書週間は始まった。

俺にとって、本は答えはないけれど刺激はあり、ヒントはある。
人によっては、1冊の本が、人生を変えるってこともあるんだろうな。
本を媒介とした、その人との出逢いだからな。

当分、俺は、読みたい本があるから楽しめそうだ。