凡の花

いろいろあるけれど、それでいい

楽雲庵塾の使者

田中幸雄2000本安打について、何で記事を書かねぇんだ。しかも、日記の更新も少ないしよ」

「いや、俺は、松井秀喜2000本安打の方が書きたいくらいなんだよ」

子どもが生まれたら、「ブラックス」と命名するんじゃないかと噂されている、
横浜ベイスターズファンであり、北海道日本ハムファイターズファンの、
北海道の友達から、電話がかかってきた。

「それは、そうと、この前、会った時に話した、お前に会わせたい人が、
今、家にいるんだ。お前のポストカードを見てる」

「ちょっと待ってな。今、代わるから」

「もしもし、はじめまして」と電話口に出る、
その人の声は、怯えていた。

「あいつは、いつもこうなんだよ」

悪戯をした子どものような顔をしている、友達の顔が浮かぶ。
「まあ、予想されていたことです。心配しないでください」と、
俺は、心の中で、つぶやく。

「旅が好きだって聞いたけど、どこに行ったんですか?」

「アジアです」

「ふ〜ん。俺は、インドに行って死にそうになって以来、
外国に行くのはやめました。今は、日本を旅しています。
もし、ポストカードで、気に入ったのがあれば、持っててください。」

「良いんですか?」

「良いんです。ホームページにインドの旅の話も書いてあるので、
もし良かったら、読んでください」

「はい、わかりました」

「夏に帰るかは、定かではありませんが、もし、帰ったら、会いましょう」


楽雲庵塾の使者であるポストカードが、
ここのところ、俺に幸せを運んでくれる。


ちなみに、今日。
その友達に、「ポストカードを持ってたっか?」と、
メールをしたけれど返信がない。
この野郎。