北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

貫け、その信念


「今年も、桜を追いかけるの?」と何人かの人から言われ、
俺の桜好きも、周りの人達に認知されてきたと、喜んでいた今年の春。
喜びも束の間、ぼけっとしている間に、
桜前線は、俺の元を、あっという間に去っていった。

「さようなら。また春に会おう」という無言のメッセージも交わさないままに。

ここの所、桜が咲くのを楽しみに春を待っていたのに、珍しいこともあったもんだ。
心の琴線に触れることなく、桜は、俺の元を去っていった。

桜前線は、どんどん北上していく。

前々から観たいと思っていた桜が、東北の地で、咲いていると知った。
ここで行かなければ、また何年待たなければならないんだと思い立たった先日。
桜を追いかけて、俺は旅立つことにした。

今なら、まだ間に合う。
ここしかないと、山形県岩手県とぶっとばす。

俺が前々から観たかった桜は、
山形県が誇る1本桜の久保桜と、
岩手県が誇る1本桜の石割桜
(桜の詳細は、楽雲庵塾の旅のページで、後ほど紹介する予定です。)

岩手県石割桜とは二度目の出逢い。
一度目は、つぼみで、二度目の今回は、満開。

一度は、満開の状態を観てみたい。
そう思っていた。


でっかい石を貫く、ぶっとい幹。


「貫けよ、その信念」


そんな無言のメッセージが、俺の心に届いた。


ありがとう、桜。
今年も出逢えて、嬉しかったよ。
また、春に逢いましょう。