どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

名が知れていようが、知れていまいが


一日、一日大切にしようと、桜を見ながら想う。
俺がそんなことを想うのは珍しい。
やるな桜パワーと思う朝。

「桜が咲いたぞ」と聞けば、そこまで車をぶっ飛ばす。
どうせなら、名がついている桜は観ておきたいと、遠かろうが、桜を観るためだけに車をぶっ飛ばす。
けちるところじゃない。

桜の中には、名がついているものがある。
その名前がまたかっこいい。
「なんて読むんだ?」って思うことも多いけれど。

名がついているだけあって、またすばらしいものが多い。
が、今年は身近な桜もまたすばらしいと思う。
朝に観た桜も名はない。

人も同じ。
テレビや雑誌に出ている人もすごい人はいっぱいいる。
だけれど、名は知れていないが、身近な人でも、すごい人はいっぱいいる。

「花は桜木、人は武士」って言葉があるように、
俺もまた桜と人をだぶらせる。


「太く、短く」
桜を観ていると、この言葉が頭をよぎる。
人の生き様でも使う言葉、
「太く、短く」

「俺はどう生きたい?」と、自分に問う。
「太く、長くだな」ってことになった。
「長いにこしたことはないだろ?」と思う。


俺は欲張り。
長く、太く。
あれもしたい、これもしたい。
やりたいことがない時があったから、やりたいことができれば、
あれも、これも。