本を読んでいたら、自分も何か、書きたくなった。なんでだろう。
最初の方で、前野さんの書く文章が好きだな、と思った。
本で紹介されていた、本も読んでみよう。
本を読んでいたら、自分も何か、書きたくなった。なんでだろう。
最初の方で、前野さんの書く文章が好きだな、と思った。
本で紹介されていた、本も読んでみよう。
録画していたオランダ戦を観ながら、今日の記事を書いている。WBC2次ラウンドは、予定があって、どの試合もLIVEで観ることができない。明日、東京ドームのキューバ戦の時間、私は札幌ドームにいる。日本ハムのオープン戦を観ている。
例年、球場に足を運ぶのは年1回程度。今年は、すでに2回目。今年は、数十年振りにプロ野球選手名鑑も買った。明日は、選手名鑑を観ながら観戦しようと思っている。
野球太郎No.022 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補選手名鑑2017 (廣済堂ベストムック 355)
野球が始まったからなのか、春を感じる日々が増えたからなのか、最近、愉しい。
2度目のオランダ戦を観終わった。素晴らしい試合。守りが特に。守備と良い、投手リレーと良い。一つになっていく感じがした試合。頂点には、こういう試合が必要なのかもしれない。
suicaは、電車も、バスも使えて便利だな、と思いながら目的の本屋さんへと向かう。北海道では、こんなに乗り継ぎしないからsuicaの便利さに気づかなかった。がらがらのトランクは、たくさんの本を入れて帰るため。荻窪駅から八丁バス停で降り、少しだけ歩くと目的の本屋さん、Titleが見えてきた。
本屋さんとしては狭いんだろうけれど、狭さを感じないのは、読みたい本にたくさん出会えたから。大きい本屋さんで、平積みして、本を紹介しているスペースが、Titleの店内全体に広がっている感じ。店主に、読みたい本がたくさんあって困りました、伝えた。1万円以上なので、郵送することも可能ですが、いかがいたしますか、と言われたが、ホテルや帰りの飛行機の中ですぐに読みたかったから、大丈夫です、とすべてトランクに入れた。
本で重くなったトランクを引っ張りながら、東京に住んでいる人は羨ましいな、と思った。Titleに足を運んで、本に触れたから、こんなにも読みたい本と出会ったんだろうな、と思った。
バス停に着く頃に、やっぱり郵送してもらえばよかったか、と少し後悔した。
他の人にも読んでもらいたいな、という本にたまあに出会う。この本も、そんな一冊。フィクションなんだろうけれど、同じような経験をした人は確実にいて、私は、この本に登場する人々を想像して、すぐに想像するのことをやめた。私だったら、生き続けることができなかったかもしれないと思った。病気に負けるのではなく、絶望に打ちひしがれて。それほど重いテーマなんだけど、悲観的な物語ではなくて、春の陽気のような温かい物語。
気遣いできる人が、仕事ができる人なのではないか、とふと思った。
思って、すぐに、私は気遣いできないことに気がついた。
東京ドームに初めて来たのは、高校時代の修学旅行の時。
野球観戦はできなかったのに、東京ドームに来れたことが、もう嬉しくて、嬉しくて仕方がなかった。
その時に、野球殿堂博物館を訪れた。
高校生の私は、プレートの一枚一枚を、使い捨てカメラ、写ルンですで、撮りまくった。
今回は、侍ジャパン応援企画「WBC展」を観るために、野球殿堂博物館へ。高校の時以来2回目。
WBCの優勝トロフィー、出場選手のユニフォーム、グローブにバット。今大会のキューバ戦のウィニングボールが展示されていて、一枚、一枚、携帯電話のカメラで写真を撮りまくった。まるで、高校の時に戻ったかのように。いつ来ても、野球殿堂博物館はたまらない。
野球好きの友達と電話でキューバ戦の話をした。
私は、球場に直接、足を運んだものの、立見席だったため、バッターボックスと柱が重なって、ボールの行方を追うのも一苦労。えっ、今、何が起こった?ということもしばしば。四回の山田の幻のホームランも然り。
山田のホームランボールを少年がキャッチしちゃったことをテレビを観て知った。あの場面でホームランになるか、二塁打になるかは、大きな違いで、友達に、あれはいかんよ、という話をした。電話口の友達は、ホームランボールをキャッチした少年が、その後、周りの人に批判され、フードを被ったまま、うつむいて試合を見ていたこと、それを知った山田が、次の日、少年にコメントをしたことを教えてくれた。そのコメントがかっこよくて、家に帰ってからインターネットで調べたら、日刊スポーツに掲載されていることを知った。いてもたってもいられなくて、調べてすぐに、コンビニまで日刊スポーツを買いに行った。
それが、この記事。
「僕は全然気にしてない。だから野球を嫌いにならず、またグラブを持って応援に来てほしい。これも何かの縁だし、将来プロ野球選手になって、一緒に『あんなことがあったね』と懐かしい話ができるように頑張ってほしい。僕も完璧なホームランを打てるように頑張ります」
私は、山田哲人のファンになった。