どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

花のついた帽子の物語・その後

ポストを開け、数枚の年賀状を手に取った。
万歳をしている、まだ幼い男の子が年賀状に印刷されていた。
メッセージには、今年の目標は『挑戦!何に挑戦するかは不明!』と書かれている。

不明かよ!と無言のつっこみを年賀状に入れ、
誰だよ、誰なんだよ、この年賀状。
ちょっとうけたじゃねえかよと差出人の名前を確認したら友達のカメムシからだった。
あれ?カメムシに喪中のハガキを出していなかったけと頭の中に一瞬疑問符が浮かぶが、出すのを忘れたのだろうとすぐに解決した。

そして、再び、幼い男の子の写真を見る。
目が似ている気がするなあ。
アゴはまだ出ていないみたいだ。
大きくなったら、「お父さんのアゴが出ているから、僕も出たんだ」って責められるんだろうな。
カメムシよ。もし、責められたら、その子どもを俺に会わせろ。
俺が言ってやる。「俺はお父さんのアゴは好きだけどなあ」って。


前置きが長くなったけれども、
そのいくつか来た年賀状の中に、
モチダさんって人から来た年賀状がある。

モチダさん。塾生諸君は覚えているだろうか?
花のついた帽子をかぶって散歩をしていたおじいちゃんを楽雲庵塾で作品にし贈ったあの話を。

花のついた帽子のおじいちゃんが3年前に亡くなった時、
モチダさんの息子さんから、その知らせを電話でいただいた。

線香をあげに行った時に、初めて息子さんとお会いし、
その後、何度かの手紙のやりとりをしたっきり連絡をとっていなかった。

覚えていてくれてたんだあ。
それだけで嬉しかった。

近々、手紙を書こうと思う。

その年賀状に、ことばを使う動物はイトカワと書かれていたが、
イトカワって何?魚?と未だ、その生き物がわからない。
ひさびさに塾長ブログのカテゴリーの一つ、知ったかシリーズでも更新しようかな。




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