どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

炭鉱の町


俺は、パソコンを使い、現在、人口12万人の自治体を調べた。
北海道江別市岩手県一関市、群馬県桐生市、千葉県木更津市・・・。

調べはしたものの人口12万人の町の大きさがピンとこなかった。

なぜ、人口12万人の町を調べたかというと、
北海道夕張市の最盛期の人口が12万人近くだったと知ったから。
昭和30年代、炭鉱で栄えた頃。
現在の夕張の人口は、10分の1の1万3千人。

夕張は、石炭の発見から、その歴史が始まる。
明治から始まる、その歴史は、昭和の初めには国内を代表する炭鉱として名を轟かせ、出稼ぎで本州からも人が来たときく。

俺が、子どもの頃は、よくテレビのCMで、
「バリバリ夕張〜」って、耳に残るCMをしていた。
炭鉱から観光へ、変わっていく時期だったのだろう。
子どもながらに、勢いみたいなのを感じた。
北海道のメロンといえば、夕張メロンというくらい知名度が高い。

だから、昨年、財政再建団体になったっていうのをテレビで知った時は、びっくりした。


その夕張に、俺は、訪れた。

夕張には、石炭博物館っていうのがあり、
当時の様子が、写真も交え、よくわかる。
訪れる人は、少なかったけれど、ここは、残しておいたほうが良い。
そんな施設。

写真や文章を読みながら、俺の頭と心は、昭和の時代にタイムスリップしていった。
写真に写る、最盛期の夕張。
押し合い、へし合いの商店街に集う人々。
あの商店街の人口密度は、今の東京に匹敵するのじゃないだろうか。
エネルギーが、石炭から石油に変わるなんて、想像もできなかっただろうな。


北海道には、炭鉱で栄えた町が、他にもある。
場所によっては、炭鉱の関連施設が、今も残っているところがある。

また、他の町にも足を運び、
その当時の人々の生活を感じようと思う。



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ARTs*LABo P-web05
時:2008年10月1日〜10月31日 一ヶ月間開催
会場:ARTs*LABo P-web05特設サイト
http://poscaten.nomaki.jp/web/top.htm


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