「4番、サード・・・・、原」
俺は、子どもの頃、「4番サード、原」に憧れ、
サードというポジションにこだわり、4番を目指した。
そして、高校球児の時に実現する。
その原監督、就任1年目。
「ジャイアンツ・・・愛!」
今から5年前、力を込めて、「ジャイアンツ愛」と連呼している原監督の姿を見ていて、
「大丈夫なのか?すごい選手は必ずしも監督としてもすごいとは限らない」という言葉が頭をよぎり、俺は不安を感じた。
ただ、そこは結果で見せる。
就任1年目にして、リーグ優勝、日本一を勝ち取る。
原監督が、発するメッセージは、
時々、俺の心に刺さった。
かっこいいんだよ、原監督のメッセージわ。
そして、昨日。
5年ぶりに、リーグ優勝を勝ち取る。
ここのところ、野球からは、
「あきらめない」というメッセージを、本当に受け取っている。
WBCにしても、高校野球にしても、
そして、今回のジャイアンツにしても。
終盤にきての大混戦。
阪神、中日との三つ巴。
残り試合数から言っても、相当厳しい状況にあったにもかかわらず、
クライマックスシリーズから、日本一を目指せる状況があるにもかかわらず、
そこは、リーグ優勝を目指し実現した。
ただ、ただ、すごい。
何度となく、味わった苦しみは、1日にして、ぶっとぶ。
それが、苦しみの先にある幸せだ。
苦しんだ奴にしかわからない幸せだ。
パ・リーグを勝ち上がり、
北海道で、歓喜を味わっている友よ。
日本シリーズで会おうな。
先に、転けるんじゃねぇぞ。
ジャイアンツ・・・愛。