凡の花

いろいろあるけれど、それでいい

俺のアゴは、つっている

今日、歯医者に行って、口を開けたまま、結構、待たされた。
アゴが、つりそうになった。

「つる」。

代表的なものに、「足がつる」っていうのがある。


子どもの頃、この「つる」っていうのが、
なんか、大人の響きがあって、
俺もつってみたかった。

そう思っていたら、
18歳、寒い冬の日。

あくびをしたら、アゴがつった。

びびった。

口は開いたまま。
何が起きたか、わからない。

どれくらいの時間がたったのだろうか。
「俺のアゴは、つっている」という信号が、脳に届いた。
俺は、アゴに手をあて、少しばかりの力を入れ、口を閉じる。
アゴが痛かった。


たぶん、阿呆面だったことだろう。


2度ほどある。