どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

浮世絵スーパークリエイター

 コンビニにアイスコーヒーを買ってくるけど、何かいる?と妻に訊くと、肉まんとアーモンドミルクと言った。肉まんって時期じゃなくない?と言うと、肉まんがなければ、たまごサンドが良いとのことだった。コンビニまで行き、まだ肉まんって売ってるんだ、と肉まんを購入して、アーモンドミルクっぽいのが、サバスのアーモンド風味という飲み物くらいしかなかったので、購入して帰ると、これはプロテインだね、と妻に言われ、妻が欲しいものではなかったらしい。

 朝食を食べて、二人で、北海道近代美術館に『歌川国芳展』を観に行く。前回も思ったが、思いのほか、来場者が多く、札幌市民は絵を観る文化があるのだろうか、と妻と話をする。入場口に暖簾があり、その演出が良いな、と思いながら入場した。KUNIYOSHO IMMERSIVE ARTという歌川国芳の絵画を映像にしたものが良かった。出口を出て、時間を確認すると、12時を過ぎていて、何時に来場したっけ、と暖簾を写真に収めた時間を確認すると、かれこれ2時間はいたことになる。腰がやばい。

 喫茶店で昼食を食べるために、名前を書き、待ち、いざ名前を呼ばれて、店員から発せられた言葉が、カレーが一食しかありませんだった。なんのために待っていたのか。グルメバーガーというらしい、高いハンバーガーを食べて、自宅に帰ってきて、日ハム対ロッテ戦を観たり、『文藝2025年春季号』を読んだり、昼寝をしたりした。

 9回清宮のタイムリ二塁打で先制し、このまま日ハムの勝利で終わると思いきや、ロッテはソトの本塁打で同点に追いつき、延長に突入した。洗車もしたかったので、ディーラーに洗車に行くことにした。ボックスティッシュ、洗剤なんかを妻が買ってきてと言ったので、帰りに買うことにした。

  『文藝2025年春季号』を読みたくなったのは、特集が日記だったからだった。滝口悠生『日付を書けばいい』、小指『日記と私』を読み、くどうれいん『松ぼっくりの波紋』を読み、岸本佐知子『尻 on fire日記』を読み、深掘骨『アマチャ・ズルチャ』を読みたくなり、くどうれいん『日記の練習』を読みたくなり、保坂和志カフカ式練習帳』を読みたくなり、小島信夫『寓話』が読みたくなり、大江健三郎『晩年様式集』が読みたくなり、吉増剛造『Voix』を読みなくなった。岸本佐知子『尻 on fire日記』も本にならないかなあ。

 蕁麻疹が出た。