どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

メークドラマ

 プロフェッショナル仕事の流儀が、栗山監督(現在は、チーフ・ベースボール・オフィサーと言う役職で監督ではないけど、監督と呼ぶのが、しっくり来るので監督と呼ぶことにする)の回だったので観た。観ながら、本屋で見かけた栗山英樹『監督の財産』が、やっぱり読みたくなった。栗山町に住む栗山監督の映像は、毛糸の帽子を被っているせいなのか、北の国からの黒板五郎に見えてきた。

 ここのところ夜中に目が覚める。これまでも夜中の3時、4時に目が覚めることはあったけど、夜中と言っても、ここのところは0時前後に目が覚めて、そこからトイレに行き、布団の中で、寝返りを何度かうち、眠れない、と起きるのである。私は、読みかけの柴崎友香『フルタイムライフ』を開いて読むことにした。

 朝、起きて、また本づくりのことを考えた。何度も、何度も一冊、いくらにするかを考えていると、原価といえば良いのか、一冊にかけられるお金がわかってきた。わかってきた感じになっているだけかもしれないが。読者目線からすると、2,000円は超えたくないな、と思う。そこのせめぎ合いをしている。

 仕事前にコメダに行き、日記を書いているところで、昨日、メールを送った作家さんから返信があり、そのメールの内容が、嬉しくて、嬉しくて、何度も、何度も、読みながら、鼻血が出そう、と思った。そういえば、ここ何年も鼻血を出していない。

 今回、本を作って、作るだけでなく、売るという行動を通して、何か、想像を超える、思いがけない出来事に出会えれば良いな、と思っていたけれど、すでに目的が達成された。それほど、私にとって嬉しいメールで、そのやりとりについて書きたいけれど、嬉しさのあまり、変なテンションになり、後で読み返した時に、恥ずかしい内容になってしまうのではないかという懸念と、今、この段階で書くのは、もったいない気持ちなので書くのは控える。一言だけ申し添えれば、長嶋監督がいつしか言ったメークドラマのようである。

 瑞穂さんにも、このこと伝えたかったなあ、と瑞穂さんを思い出し感謝をした。

 

監督の財産 (SYNCHRONOUS BOOKS)

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