昨日、友人と会う前に、パスポートの申請に行こうと思ったのだが、めんどくさくなって、翌日に、私はパスポートを申請するのに、再び札幌に向かった。
アスティ45の駐車場に車を停めようと思っていたのだが、ナビを辿って入った駐車場が、アスティ45の駐車場ではなく、アスティ45にほど近い駐車場で、そんなに高くないし、ここからアスティ45の駐車場に行くのもめんどくさいので、まあいいか、と車を停め、アスティ45まで歩き、何階だったか、エスカレーターで登って、申請書を書いて窓口に出した。写真は地下1階で撮影できます、とのことだったので、エスカレータで地下1階まで降りて、写真を撮ってもらうまでの間、夕木春央『方舟』を読んで待つことにした。
昨日、友人と本の話になり、『方舟』がおもしろかった、と友人が言っていて、携帯電話で検索して、確認すると、自宅にある本だった。数ページ読んだのだが、読まずに置いてあった。友人がおもしろかったと言っていたので、再び、開いたのだが、数十ページを読むと、確かにおもしろかった。2番の方、と私の番号が呼ばれ、鏡の前で髪型を確認して、程なくして、撮影となった。現在のパスポートは眼鏡を外した状態で撮るのが一般的だということで、私は、言われるまま眼鏡を外して、カメラマンが、顎を引いてくださいだったり、口角をあげてくださいという指示に従って写真を撮った。会計を済ませる時に、駐車券はありますか?と訊かれ、ああ、アスティ45の駐車場に停めたかったな、と思った。
昼時ということもあり、写真屋の近くに洋食屋があり、店舗の入口に写真メニューがあり、ミートスパゲッティの上にかつがのっていて、食べたくなったので、私は、そのまま洋食屋に入り、夕木春央『方舟』を読みながら、注文したミートスパゲッティを待った。殺人が起こる小説を読むのは、かなり久しぶりだった。これは、読み進めれば読み進めるほど、読む手が止まらなくなり、寝る間も惜しんで読むことになる予感があった。
パスポートは、10月27日に出来上がるという。そろそろ11月のイベントの準備もしなければならないと思い、その足で、机に敷く布を買いに向かうことにした。文学フリマ東京41の前日は、高校時代の友人と会う約束をしていて、その友人の一人が、一緒にイベントに参加してくれれば、私は、会場を見て歩く時間ができると思って、その友人の一人に、11月23日の予定はどんな感じ?とLINEを送った。おつかれー!!私も連絡しようと思ってた。23日は19時の飛行機で帰るよ!弾丸一泊(笑)と返信があり、19時の飛行機ならば、一緒に参加してくれるのではないか、と思って、ちょうど良いなーと返信し、その友人もイベントに参加してくれることになった。
