どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

漏れちゃいました

 珍しく、妻と二人でコメダに行こうとなって、いつものコメダに行ったのだが、思いのほか混んでいて、やっぱりやめようとなり、びっくりドンキーに向かった。それぞれ、パソコンを開き、私は、2作品目の推敲をし、1回目の推敲を完了した。アイスコーヒーを3杯も飲んだ。

 スーパーで買い物を済ませ、自宅に帰ってきた頃に、文学フリマ岩手10の抽選が漏れましたとメールが来た。6月の出版に向けて動いていたのに。仙台行きの飛行機も予約していたのに。どうも私は、こんなところがある。ただ、文学フリマ以外にも、妻の実家に帰省するという目的があるので、飛行機が無駄になってしまったということにはならない。妻に、東北にゆかりがあるのに、参加できないなんてね、と言うと、え?東北にゆかりある?という反応だったので、宮城県に7年も住んだことがあれば、十分、東北にゆかりのある人物ということになるでしょ、と返し、私は、装画を担当してくれる作家さんにその旨をLINEで伝え、コータさんにその旨をショートメールで伝えた。

 2作品目からの出版は甲子園が開幕する8月にしよう、と考えていたので、これは1作品目から甲子園開幕日を発行日にしようと思って、ネットで調べたところ、今年の甲子園開幕日は8月5日(火)なので、『にゃあ』の発行も8月5日(火)にすることにした。ただ、7月に新潟に行く時には、印刷を完了したいので、7月上旬には、完成をさせたいのだが、そうなった場合の発行日は、どうすれば良いのだろうか。発行日の定義というのは、どういったものなのだろうか、とは思っている。

 ちなみに、8月に開催されるイベントにも、すでに申し込んでいるので、初販売は8月になる見込みであるが、8月もまた抽選になるかもしれないし、そこも抽選に漏れると、私は、いっこうに売ることができず、在庫だけ自宅にある状態で過ごすことになる。私は、そういうところがある。

 広島対巨人戦をテレビで観ながら、坂口恭平『お金の学校』を開いた。ここ最近、とめどなくアイデアが浮かび、ここまで一心不乱に書き続けているのは、流れてると思っていて、流れるといえば、『お金の学校』だな、と再読することにした。

 

 ちゃんとした人間、威厳のある人間、セックスなどまったくしない清廉潔白な人間、お金のことなど何も気にしない無敵の人間、などと思わせてどうするんですか?周りからすごいやつと思われて、どうするんですか。馬鹿じゃないですか。まずは相手に油断されること。これが生き延びる鉄則です。坂口恭平『お金の学校』p24

「経験していない人からは絶対に教わらない」坂口恭平『お金の学校』p43

心地がいいなら、流れます。嫌になってるってことは淀んでいるってことです。やりたくないことをやらないと選択すると、その行為だけですでに「流れ」に向かっていることを意味してます。そう考えると、楽しくなってくるはずです。坂口恭平『お金の学校』p68

 

 ここ最近のプロ野球でヒットを打つとベース上でポーズする選手が増え、うざったいなと思っている。妻は、食事の作り置きを作るために台所に立ち、私は、毛布をコインランドリーに持っていき、ドラッグストアでペットボトルの水なんかを買いに出かけることにした。コインランドリーでも坂口恭平『お金の学校』の続きを読んで、自宅に帰ってきた。広島対巨人戦は、7回表現在、4対0で広島が勝っていた。3作品目の制作を開始した。2点差で迎えた8回表、二死満塁、バッターは長野。この前の上川畑と同じ状況だよ、と妻に呟くと、妻は笑った。長野が三振。結局、広島が勝利した。3作品目の推敲が飽きてきたので、再び『お金の学校』を読んだ。

 

 なんかいいね、ってことです。

 いい感じ、ってことです。

 調子いいね、ってことです。ルンルンってことです。嬉しいってことです。つまり幸福ってことですよ、きっと。坂口恭平『お金の学校』p154

 

 妻は録画していた『あんぱん』を観始めた。私は、『お金の学校』の続きを読みたい気分だったので、『お金の学校』の続きを読み、読みながら、時々、『あんぱん』を観た。次週から、やなせたかしは、高校くらいに成長するようなのだが、今までの男の子は、見るからに良い子そうで好きだったので、もう見られなくなると思うと残念だった。