目が覚めて、すぐにパソコンを開き、2作目の推敲をした。2作目を出版できたとしても来年の話なのに。まもなく推敲の終わりが見えているからなのか、推敲したい気持ちが止まらない。多分、明日には、2作目の推敲が終わるだろう。
早めに職場付近に着き、だらだらと車の中で、頭に浮かんできたことをつらつらと考えて過ごした。今日は影響を受けてきた人達の顔が浮かび、ONE PIECEでいうところの四皇だな、とか考えながら、できれば4年連続、本を出したいなあ、と思った。まずは、なんとしても2年連続は出したい。そういえば、結婚して、すぐの頃だったか、妻に、後々、本を出すから何も言わずに出させて欲しいと伝えていたなあ、と思い出した。そうこうしていたら妻から、LINEが来た。本屋大賞、阿部暁子のカフネになったね、と。へー。読んでみようかな、と返信した。
仕事の休憩時間も、岡本学『再起動』を読んだ。再起動には、「再起動」と「高田山が、勝った」が収録されており、高田山が、勝ったも、どことなく再起動とテーマは同じような感じを受けた。岡本学『架空列車』とも通ずるところがあった。
神など、いない。自分は信じない。あえていえば、もっと大きな、世の中そのものであるシステム・プログラム全体ー彼はやはりシナリオという語句ではなくシステム・プログラムなる奇妙な未知の語句を用いたーそれが神なのだと思う。岡本学『再起動』p150
高田山が、勝ったを読みながら、子どもの頃、キン肉マン消しゴム、通称、キン消しで、相撲をして遊んでだり、マンガを描いていたことを思い出した。その延長線上に今の自分がいる。
仕事を終えて自宅の玄関を開けると、妻は誰かと電話しているようで、居間に入り、話す感じからすると、岩手の実家に電話しているようだった。あとで聞くと、義姉と電話していたとのことだった。義母が私たちが岩手に来るときに食事をしたいだったか、しないとね、だったかはわからないが、何日の何時が良いのだろうという話になって、何時に着くの?と義姉から電話が来たようで、ただ、妻は、何時に着くのかはわからない。なぜなら、夫の私が飛行機を予約していたから。ただ、私は、私で、過去のメールがどこにあるのか開けなくなって、困っていて、そういえば、そういう時のためにスクリーンショットでも撮っているかもしれない、と思ってアルバムを見ていくと、予約した画像をスクリーンショットしていた。夕食を食べながら、義妹が、私の本を一番読んでくれそうだよね、と話をしたら、本を読んでいるイメージが全くないと言っていて、義母が、一番、本を読むとのことだったが、日記なんて、何がおもしろいんだってなるよね、名もない、影響力もない、どこの馬の骨ともわからない男の日記を読んで、何がおもしろいんだってなるよね、と話をした。私は、おもしろいと思っているけれど。妻は、義姉と電話しながら、(私が)夢を実現したことになる、と話をしながら笑っていた。ちなみに、妻は、私の本を読めないと言っている。その理由はわからないでもない。
