朝、起きると、コータさんからショートメールが来ていた。『にゃあ』の広告ページの打ち合わせメールだった。何年前だろう、かなり前に、fabという名前のZINEをコータさんにプレゼントしてもらったことがあって、この前、久しぶりに読んだら、やっぱりおもしろくて、その感想を送って、広告ページの相談なんかをしていたら、コータさんが、広告ページの協力をしてくれることになった。コータさんから、ラフ画が添付され、あまりにひどかったら教えてください、とメッセージが書かれていたので、悪ふざけしてるくらいが、ちょうど良いです、と送った。
真面目にやってるのか、ふざけてるのか、何をそんなに一生懸命に、自分の本を作ろうとしているのか、よくわからないくらいがちょうど良い塩梅というか、もうできあがるのが楽しみで仕方ない。もはや、売れる、売れないはどうでも良い。いや、いや、売れて欲しいし、想像を超えるのは、出会いにあるということも、ここ何年も、何十年も、感じてきたことなので、だからこそ、ネットだけではなく、リアルに本を作り、リアルで出会おうとしているわけで、別に新たな出会いを求めているわけではないのに、新たな出会いを期待している自分もいて、例えば、このブログを読んでくれている、まだ出会っていない人が、私が手売りをしているところに訪れて、ブログを読んでましたなんて言われた日には、それだけで、今日は、良い日が決定することはもう間違いない。
そんな朝、出勤前に、つらつらと3作品目の追加アイデアのことが頭に浮かんだり、タイトルのことを考え、山口慎太朗『誰かの日記』を読んだ。
仕事を終えて、自宅に帰ってきて、シャワーを浴びて、夕食。野球にチャンネルを合わせると、今日も、日ハム対楽天の試合をしていて、7対0とワンサイドゲームで、今日も、浅村が本塁打を打ったみたいで、浅村、よく打つなあ、と思った。チャンネルを代えたら、日ハムが本塁打を2本打って、妻が、ここ最近、テレビをつけると、日ハムが点数を入れるね、と言ったのを聞き、ただ、今日は、これからだと逆転するのは厳しい、と呟いた。
母の日の贈り物をそろそろ買わなければならない、と思って、ただ、今日も疲れたから明日にしようと思いながら、iPadで妻が言っていたお店を検索すると、そのまま注文しよういう気持ちになったから、注文をすることにした。住所を入力して手続きを完了してから、自分の住所を入れる欄に、妻の実家の住所を入れると言う間違いをしていたことに気づき、これだと、自分の名前で、妻の実家に送られることになるよ〜、と言った。パソコン上で手続きができないのはなぜなのだろう。明日、間違いました、と電話をしなければならない。