ダンボールから一冊のファイルを取り出して、布団で横になりながら、ざざっと、読み直した。2010年に書いた小説なので、今から15年も前に書いたことになる。15年かあ。修正をする必要がありそうだけど、これなら公開して良いかも、と思った。思ったのと同時に、装丁が先じゃない?とも思った。装画の打ち合わせの準備も。2010年に書いた小説の直しは、5月でも良い。
朝、起きて、妻に、『ポコちゃん観察』観察19【死ぬぞこないのロックンローラー】で、聴いた、「ちゃんとした結果、本領発揮できない」という話をすると、わかるなあ、他者の評価を気にしすぎるから本領発揮できないんだよね、と言っていて、なるほどなあ、と私も頷いて、仕事に向かう車の中でも、そのことを考えていて、人と会って、緊張するというのも、他者の評価が気になるからだよなあ、失礼があってはいけないということも含めて。この前、長崎に研修で行ったことを思い出して、研修を受け入れてくれたお礼のメールを送る際に、定型文って伝わらないよなあ、伝わるメールって、定型文ではなくて、少し砕けた感じでも、良いのではないかと思って、こうして日記を書くが如く、メールを打って、送った。どうだったかは、もっと先になって、わかることだろう。
『ポコちゃん観察』観察20【ゴマだな】も、すごい良かった。うまく言語化できなかったけど、こうして20回聴いていて、分かったのは、ポコちゃんは、常識人で、自分と向き合ってきた人なんだろうなあ、ということ。ポコちゃんに一回も会ったことはないけれど、私は、そう思います。ポコちゃんを観察するという趣旨のポッドキャストだけど、やり取りしている誠一朗さんの良さを引き出しているのはポコちゃんのような気がする。ポコちゃん。誠一朗さんは、気を遣って褒めるような人ではないよ。だからこそ、誠一朗さんに褒められると、私は素直に喜んじゃう。昨年の7月、久しぶりに、誠一朗さんからメッセージが来て、少しやり取りした時に、文章がめちゃうまくなってると言われたのが嬉しくて、背中を押されたように、あれから、一気に、本づくりに精が出た。ポコちゃんへの「描こうよ」は、私にとっては「書こうよ」だな。もう一回、聴きたくなって、観察20【ゴマだな】を聴いた。ピアノのくだりが聴きたくて。
ポコちゃん観察