北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

ザ・ファブル

 友人から、おすすめのマンガ教えて、と訊かれ、その友人がマンガを読んでるイメージがないから、珍しいなあと思いながら、前にも言ったと思うけど、と前置きし、ONE PIECEと伝えた。俺、ダメだった、と即答したので、腕が伸びるのがダメだった?と訊いた。親戚のおじさんがONE PIECEを読んで、何で腕が伸びるか意味がわからないと言っていたのを思い出したから。その友人がおすすめしたマンガが『ザ・ファブル』。笑わそうとしてないんだけど、笑えるのよ、と言っていた。そうか、笑えるマンガが良いのねと思って、アフロ田中も薦めたが読んでいる気配がない。人に本を薦めるのは難しい。

 マガポケというアプリを携帯にインストールした際に、『ザ・ファブル』が目に入り、無料だし、読んでみようかな、と思って、数話読んだら、私もハマった。友人が言っていた笑えるのよ、という要素がどこにあるかはわからないが、別の意味でおもしろい。そのおもしろさはどこにあるのか。ザ・ファブルのおもしろさは、ハラハラ感にあるのではないか。伝説のというか、都市伝説にもなっている殺し屋集団ファブル。そのファブルの一員であり、天才的殺し屋の佐藤。殺しをしてはいけないという指令を受けるが、トラブルに巻き込まれていく。そのトラブルというのが、ハラハラする。読みながら、ファブル、お願いと期待してしまう。私は、そこがおもしろいと思う。

 なるほど、こういう感じが好きなのね、と新宿スワンを友人に紹介した。私が紹介する前に読み始めたらしく、案の定、友人はハマった。