北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

 キャンプをした朝のような肌寒さだ、と起きた。窓を開けっぱなしで寝ると、こうなる。

 ノートパソコンが正常に起動しなくなり、サポートセンターに問い合わせた。いくつかの方法を試すが、故障ですね、と告げられる。あまりにも突然の出来事だった。前日まで、普通に使えていたのに、まるで遠隔操作で破壊されたとしか思えない。修理には4〜5万円がかかると言う。4〜5万円出すのであれば、新しいのを買った方が良いのではないか、と思った。

 高校野球南北海道大会決勝を円山球場に観戦しに行こうか迷う。が、億劫になりやめる。やめて、YouTubeを見ながら、気づいたら寝ていて、起きたら12時を過ぎていた。やきそば弁当を食べながら、テレビをつけると、南北海道大会決勝をやっていた。思いのほか、観戦者が多くて、やっぱり行かなくて良かったと思った。北海が8回に逆転し、そのまま甲子園の切符を手にした。センバツにも出場したらしく、そういえば、センバツの記憶がないな、と思った。

 コートや礼服なんかをクリーニングに出しに行き、キャンプに使用する革手袋を買いに行こうと思ったが、行こうと思った店が定休日で、公園に松ぼっくりを拾いに行った。松ぼっくりは火がつきやすいと訊いたので、試してみたくなった。ゴミ袋に松ぼっくりを入れていく。見る人が見れば、私は公園を清掃している人に見えなくもない。が、誰にも遭遇しない。

 車で外気温を確認すると今日も30度を超えていた。当たり前のように30度を超える。例年になく暑い日が続いているような気がする。久々に雪駄で過ごそうかな、と思って、靴屋に行った。一軒目の靴屋には雪駄が置いていなくて、雪駄を置いていないってあるのかなあ、と二軒目の靴屋に行くが、二軒目の靴屋にも、雪駄が見当たらず、店員に、雪駄ありますか?と訊くと、今年、入荷ないんですよ、と返って来て、雪駄が入荷しないって、どんな理由なのだろう?と、思いながら、店を後にした。

 玉ねぎとピーマンを切り、車から椅子を出して、焚火台に焚きつけを起き、公園で拾ってきた松ぼっくりをのせ、その上に炭をのせていく。確かに、松ぼっくりはあっという間に火が着いた。焼き鳥を焼き、ひっくり返しながら、塩こしょうをかける。この一連の動作がたまらない。初めて使用したテーブルもちょうどいいし、火消し壺も使い勝手が良い。3回目にもなれば、火を起こすのも、焼き鳥を焼くのも手際が良い。スーパーで購入した焼き鳥で、普通に美味しかったが、今度は、精肉店を見つけて買おう。

 夕飯を終え、ソファに寝っ転がり、東京オリンピックの女子ソフトボール決勝を観ながら、手斧を携帯で探す。そもそも薪を切る道具に、斧、鉈、ナイフがあるけれど、どう使い分ければ良いのだろう、とネットで調べながら、斧かなあ、となる。やっぱ、夜に焚火したしなあ。焚き火するためにキャンプしているところがあるからなあ。だけど、斧はなくても良いもののような気もする。そんなことを考えていたら、斧をかっこよく収納できるリュックをメルカリで見つける。フロストリバ−732というものらしいのだけど、7万円もする。リュックに7万はなあ。だけど、リュック欲しいなあ。リュックにキャンプ道具を綺麗に収納したいしなあ。キャンプは、道具集めもおもしろい。