北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

応援したくなる理由

 昼寝から目が覚めると、15時で、病院に行く予定だったけれど、めんどくさくなって、また眠りについた。30分後に、再び、目が覚めて、病院が何時までやっているかを調べると、18時だった。18時なら行けそうと思った。そういえば、いとこからの小包も郵便局に取りに行かなければならなかった。

 いとこから小包が届くことは初めてで、何を送ってくれたのだろう、と不在連絡票を手に、郵便局に行った。郵便局の職員が手にしていた小包の品名を遠目に見ると、本と書かれていた。何の本だろう?と、住所欄を見たら、いとこが住む住所ではなく、そもそも、いとこでもなかった。先日、注文したツチヤタカユキさんの本だった。いとこの名前は、タカユキではなく、タカアキだった。

 車の中で小包を開いた。メッセージが書かれている黄色い図書館のチラシが入っていた。『笑いのカイブツ』を読んでいる者にとっては、嬉しい演出で、ツチヤさんが近くに感じた。メッセージの最後には、ずっと作品を待っていてくれていたあなたの存在が僕の光です、と書かれていた。みんなに書いている言葉なのかもしれないけれど、嬉しかった。ブログを書く前にもう一度、読み直すと、これは、みんなに書いている言葉ではないのかもしれないと感じた。感じたというか、仮に、私への個人的メッセージだったら、すごいことだなと思った。こうしてネットで、言葉を綴るということはそういうことだと思う。

 その中の一冊の本を持って病院に入った。読みながら待っていると、診察室から、泣き叫ぶ子どもの声が聞こえた。病院は病院でも、耳鼻咽頭科って、子どもにとっては、いやだよな、と思った。本に集中できなくなるほど、子どもは泣き続けた。私がその子どもだったら、帰るだろう。現に、私は帰りたくなった。

 診察を終え、自宅に帰って来て、ニュースを観ていたら、大谷翔平が、オールスターで、指名打者として選ばれたということだった。大谷が生まれ育った町の女性がインタビューに応じており、息子のように嬉しいと歯に噛んでいたが、私も嬉しい。大谷の活躍に目が離せない。今日の大谷はホームランを打ったのだろうか、と気になる。

 もちろん、これまでみたことのないような選手であるということはあるのだろうけれど、それだけではない何かが、大谷を応援したくなるのだろう。大谷が高校時代に書いたマンダラチャートに、人間性を磨くというようなことが書かれていたような記憶がある。となると、人間性か。応援したくなる人とは、どのような人なのかを考える。応援したくなる人は、たぶん、応援してもらおうと思っていないような気がする。いや、応援してもらいたいと思っている人もいるか。ただ、褒めて欲しいと伝わってくる人は、どうも褒めたくなくなる。それと同じで、応援してもらいたいと伝わることもどうなのだろうか。なぜ、応援したくなるのかを深く掘り下げていこうかな。