北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

余白

濱口秀司『イノベーションの作法』を読んだ。イノベーションを起こしたいとか、起こそうとか思っているわけではないが、どうも、ここ最近、読んでいる本には、イノベーションという言葉が頻回に登場することに気づく。そもそもイノベーションとはどのような意味なのか。あいもかわらず、わかるようで、説明を求められるとわからないカタカナ。ここ最近、カタカナが多すぎる。

 

ネットでその意味を調べる。私はイノベーションを起こしたいのではなく、そもそもデザインを使い問題解決をする方法だったり、どのようにアイディアを思いつくかということを知りたくて、このような本を読んでいたことを再認識する。イノベーションを起こしたいというわけではないけれど、私がしようとしていることはイノベーションを起こそうとしていることなのか。よくわからない。

 

SHIFT:イノベーションの作法

SHIFT:イノベーションの作法

 

 

北海道のコロナ感染者は200人を超えた。2日連続で。というのもあり、私は、自宅から一歩も出ず、録画していたテレビを見ることにした。

 

Switchインタビューの湊かなえ佐野正幸の回だった。湊かなえが、物語の終わりかたは余白を残すというようなことを言っていて、余白の分だけみんなが心の中にとどめてくれると言っていた。余白。最近、気になるキーワード。余白を残すことで、それぞれの読者が物語の続きを考える。昔は、どうなったのか気になって、そういう物語の終わり方を好まなかったが、最近、余白が大事なのかもしれない、と思うようになってきた。

 

濱口秀司『イノベーションの作法』の中にも、人が、何かを買う基準は、機能、デザイン、物語の順に変わってきたというようなことが書かれていて、私は、この余白と物語について深めていきたいな、と思っている。