どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

発熱

もしかしたら熱が上がるかもしれない、と思った夜に、38度を超えた。一日で回復するような体調ではないと観念し、職場に連絡した。こんな時代だから、具合が悪いのに、謝罪しなければならない。電話越しに、迷惑さが滲みでていた。真面目な奴がいい奴だとは限らない。夜間ではあるが、できることなら、病院にかかりたいと思い、相談センターのようなところに電話をした。病院にかかるなら、救急車もしくは、こちらに電話してくださいと言われた。救急車を呼ぶほどでもないからと思い、電話をした先の職員は、これまた迷惑そうに、こちらでは病院を紹介していないんですよね、と言われたので、言い返す気力もなく、なら、早く切りたいと思って、投げやりになった。

 

1時間おきだったのか、2時間おきだったのかに目が覚めて、そのたびに体温を測った。38度代だった。救われたのは、次の日の病院の対応だった。看護師、医師ともに、丁寧で、コロナではないという診断だったが、希望していたPCR検査も実施してくれた。PCR検査は、思いのほか痛くて、オリンピック選手だったか、毎日のようにPCR検査を受けるというのをテレビで訊いて時は、それだけで、士気が下がるのではないかと思った。できることならば、もうしたくない。というか、もっと痛くないPCR検査をしてもらえないだろか。唾液とか。椅子に座るのも辛かった。腰が痛かった。

 

ともあれ、PCR検査は陰性でほっとした。久しぶりに仕事は4日間休むことになった。