北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

越境人材の育て方

田川欣哉『イノベーション・スキルセットー世界が求めるBTC型人材とその手引き』を読む。

 

BTCという言葉を初めて知った。BはビジネスのB、TはテクノロジーのT、CはクリエイティビティのT。イノベーションを起こすには、このBTC型の組織が必要で、そのための人材は、2つの領域を行ったり来たりする越境人材が必要だという。その越境を進める上で役に立つ考え方や初歩的なアプローチの紹介が勉強になった。

 

n=1のデザインリサーチ。リサーチの内容は、「現場」「現物」「現人」を観察やインタビューで深掘りしていくタイプのもの。n=1で深く観察するためには観察対象数を絞る必要がある。田川欣哉『イノベーション・スキルセットー世界が求めるBTC型人材とその手引き』p116-p117

 

よくデザイナーが使う言葉のひとつに「たす、ひく、みがく」という考え方があります。・・・①不要な要素を一つひとつ検証して「引き算」志向で要素を絞り込んでいき、②アイデアの発散と収束、細かい調整を繰り返すことで残った要素を「絞り込み」、最後の最後で、デザインに驚きや魅力を最小限の処理で「足す」。田川欣哉『イノベーション・スキルセットー世界が求めるBTC型人材とその手引き』p141-p143

 

モノとモノサシ。対象物に対してモノサシを考え、それをあてがい、左右にズラしたり、振り切ってみたりする発想を習慣づけることで「普段の自分では考えないようなアイデア」を次々に生み出すことができます。田川欣哉『イノベーション・スキルセットー世界が求めるBTC型人材とその手引き』p145−148