北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

デメリットと整理整頓

就職活動をしている時に、自己PRをどう書けば良いかわからなくて、大学の就職部に相談したときの話を職場の後輩から聞いた。年配の職員は、君の挫折を書けば良いよ、と言ったらしい。その後輩は、自分の挫折と、会社でやりたいことを書いたと言っていた。

 

良い人に相談したね、と私は言った。私の場合だけど、面接をした時には、その人の良い面よりも、悪い面をみる。悪い面からその人の良い面を見るというか。

 

佐藤オオキ『問題解決ラボ』にアイデアが記憶に残る条件が書かれていて、アイデアのなかにデメリットを残すことと書かれていた。デメリットな要素を伝えることで全体としては、ポジティブに伝わる、と。

 

他にもデメリットに関することがいくつか書かれていて興味深い。

 

脇役とは、「偏っている」ところによさがあるわけです。・・・ネガティブにも転ぶけれども、ポジティブにも転ぶ、それが個性ある脇役です。つまり、歪みや偏りを額面通りに受け取らず、ポジティブに受け入れることこそが、「脇役」発見のカギとなります。佐藤オオキ『問題解決ラボ』p135

 

ケアレスミスを連発する部下も、そういう観点からみると、寛容になれる、と思った。どう歪みや偏りをポジティブに受け入れるか。どう活かすか。

 

デザイナーに求められる価値というのも参考になった。1つめが、ものごとを整理すること、シンプルにすること。2つめが伝わるコミュニケーション、3つめがひらめき。

 

整理と伝わるコミュニケーションは、特に管理職にも求められていることで、整理は、大切だよなあ、職場の机が綺麗、汚いって、仕事ができる、できないに関係ないと思っていたけど、整理整頓が上手な人って、結局、頭の中もクリアになっている感じするもんなあ、と、やたらと、整理がひっかかった日であった。

 

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

  • 作者:佐藤 オオキ
  • 発売日: 2015/02/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)