北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

部下の自立と自律を促すために必要なことは?

部下の自立と自律を促すために必要なことは、何だろう?と考えていた。で、手に取ったのが、山口周『プロジェクトマネジメント』という本。

 

この本で言っているのは、一言でいうと、”リーダーに必要なのは、目的や意義を伝えること”。なるほど。ビジョンを語ることか。

 

ビジョンには、3つあるという。合理的計算型、ビジョン型、ランダム試行型。強い組織は、この3つを組み合わせる。

 

合理的計算型とは、数値目標を掲げるというもの。数値目標を掲げると、評価しやすいというのものもあり、良い目標とは、この合理的計算型のことだと思っていた。この3類型に、今年の私たちの組織を当てはめると、ビジョン型で、ところどころランダム試行型。ランダム試行型とは、わくわくするものというような漠然としたもの。目標や計画が、義務的になってはおもしろくないと思っている。そのためにも、このランダム試行型が重要だろう。

 

部下の内発的動機付けに火をつけろ、と思って仕事をしてきた。部下が活きいき働くために。本書で部下の力量を発揮させるために、動機付けと権限移譲の2つが大切だという。

 

動機付けのためには、自分のやっている仕事の意義を理解すること大切で、権限移譲のためには、仕事の目的を伝えることが必要だという。行動は、部下に任せる。ただ、行動を自ら考えることが難しい部下には、行動のヒントや、行動そのものも伝える。意識するのは、目的。

 

部下の自立と自律を促すのは、やはり、冒頭の意義と目的なのだろう。

 

興味深い話がもう一つ。チーム形成について。チーム形成には、チームのルール作りが有効。私も年度始めに、チーム内のルールを説明する。これはあくまで、私の守って欲しいこと。あらかじめ守って欲しいことを説明し、事が起こって注意するよりも、あらかじめ、これはまもってね、と言っていたほうがお互いストレスが減ると思って。

 

本書には、このチームのルール作りは、部下も大事にしていることを書いてもらったほうが良いと書いてあり、そういえば、私の部下の一人が、チーム内の人の大事にしていることが理解できていれば、細かいことでイライラしなくなるのでは?というようなことを言っていて、これは来年の4月に実行に移してみようと思った。