北の凡

いろいろあるけれど、それでいい

セトウツミ

禁煙する気持ち、ありますよね?と医師は私に訊いた。

 

被せ気味で、あります、と、私は応えた。

 

なぜ?禁煙の意思を確認したのだろうか?と疑問に思った。

 

私の顔や態度から真剣味を感じないのだろうか?

 

禁煙外来に来る2日前から禁煙し、体内の一酸化炭素の数値もライトスモーカー並みと言われたのに、私の印象がどこか軽いのだろうか?

 

現に、私は、禁煙している。

 

煙草はまだ吸いたいが、吸っていない。

 

ともあれ、禁煙外来の診察は終わり、薬局に寄る時間はなく、私は、美容室に向かった。

 

先週、また、美容室の予約を変更してしまった。いつものことだが、仕事と重なった。

 

いい加減にしてくれます?と言われてもおかしくないくらいここのところ頻繁に予約を変更している。美容師さんは心が広いとか、こんな私を受け入れてくれてありがたいとか思いながら、向かっていたら、道路が混んでいたり、工事中だったりで、ナビの予定時刻が、縮まらない。このままいくと10分遅刻。道路が工事してまして、とメールを打とうと思ったが、なんか、言い訳がましい、と思って、5分から10分遅れます。すみませんとメールを打った。

 

そういえば、大学時代も友達との待ち合わせ時間によく遅刻していたな、と思い出した。

 

今日こそは、遅刻をすまいと思った時に限って、雪道でスリップしている車に出会った。ここで、助けると、遅刻するなあ、と思ったが、押しますか?と女性に声をかけた。そして、いつものように私は遅刻をした。

 

友達に、スリップしている車がいて・・・、と言ったが、そういうのいらないから、と信じてもらえなかった。仕方がない。普段の行いが悪い。

 

美容室には5分遅刻で到着した。今日も、すみません、ともごもごと言いながら、美容室に入った。

 

髪を切ってもらいながらの世間話。8時間ダイエットを1ヶ月続けていますと、私は言った。1.5キロ痩せたが、2キロ痩せましたと四捨五入をして応えたが、2キロなんて、増減の範囲内というか、自慢する数値でもなかったと、言った後に気がついた。ピークの時よりも5キロ痩せているとつけ加えたが、なんか、必死さが出て、かっこ悪いな、と思った。

 

美容室の後に薬局に向かった。思いのほか混んでいた。

 

その薬局はTポイントが貯まる薬局で、アプリ使えますか?と薬剤師に訊くと、アプリでも大丈夫です、と言ったので、Tポイントのアプリを開いたら、薬剤師が、あれ?みたいな表情になったので、アプリ使えませんか?と再度、訊き返すと、薬剤師は、お薬手帳をアプリでも大丈夫です、という意味で言ったということに気づいて、え?お薬手帳もアプリに対応しているんですか?とびっくりして、つぶやいた。お薬手帳を持ち運ぶのがめんどくさい。めんどくさい割りにメリットを感じない。それなのにも関わらず、お薬手帳を持っていないと、料金が割増になるとかで、どれくらい割増になっているかはわからないけれど、とにかく、なんでもかんでもアプリに対応しているということは良いことで、昔、ポイントカードが煩わしくて、全部、一枚のカードにしてくれないかなあ、と思ったことを思い出し、今や、携帯ひとつで、その頃、思っていたことが実現しているんだもんなあ、と思いながら、薬を受け取り、車に乗った。

 

そこからのTSUTAYA

セトウツミの漫画とドラマのDVDを借りるため。

映画は午前中に観た。Netflixで。高校生2人が、下校後、階段に座り、話をするという場面だけで展開される漫画で、話すだけしばりというのが、逆に、物語を考える上で、考えやすいのかもしれないな、とか思った。高校生が登場する漫画というば、喧嘩か、スポーツかで、最近の漫画に思うのが、昔よりも、あらゆるジャンルの漫画が存在していて、それは喜ばしいことで、というのは、全然、興味のない内容でも漫画だと、なぜか熱中してしまうからで、鬼滅の刃人気はすごいけど、もう、読みきれないくらいの漫画が次から次に出版されている。

 

で、なぜ、セトウツミという漫画に出会ったかというと、職場の飲み会で、おすすめの漫画の話題になり、参加者のひとりが、漫画は読んだことないのですが、漫画が原作のセトウツミというドラマがおもしろくて、映画もあるんですけど、ドラマで観てください、というようなことを話ししていて、ドラマを観たくなった。

 

自宅に帰ってきて、ドラマを探したが、無料で観れるものはなくて、とりあえず、Netflixに、映画があったので、映画を観た。映画もおもしろかった。ただ、漫画を読んだ後に、映画を観たら、感想が変わるかもしれない。私は、映画を先に観た。漫画は全8巻あって、当然というか、映画よりも漫画のほうが厚みがあるというか、映画のその後のことも描かれている。

 

私は、男2人が登場する、ダブル主演というのが好きなのかもしれない。過去の作品でいけば『今日から俺は!』。私の幼少の頃を思い出すのかもしれない。

 

セトウツミって、変わったタイトルだなあ、と思ったら、瀬戸と内海という2人の名前からつけられていて、瀬戸は、クラスでも人気もので、明るくて、自由なキャラで、内海は、根暗で、勉強ができて、友達いなくても全然、平気みたいなキャラ。

 

ぷっ、と吹き出す場面もあるんだけど、真面目な会話もあって、内海が心の中でつぶやいた、このセリフが良くて、明日も早いし、そろろろ寝ないといけない頃だとも思っているので、これで最後に今日は終わりたいと思います。

 

”走り回って汗かかなああかんのか?

 

なんかクリエイティブなことせなあかんのか?

 

仲間と悪いことしたりせなあかんのか?

 

この川で暇をつぶすだけの青春があってもええんちゃうんか。

 

(『セトウツミ』1巻)”