布団に入ろうとした時に、ゴールデンカムイが布団の横に、4冊置いてあることに気がついた。
返却しに行ったのに、と落胆した。
TSUTAYAで借りてきたゴールデンカムイを読み終わり、返却したはずが、返却したつもりだった。
ゴールデンカムイ。説明不要なくらい人気の漫画で、ご存知のかたも多いと思うが、明治時代の北海道を舞台とした漫画である。以前、読もうと思って、一度、手にしたが、その時は、はまらなかった。
なぜ、再び、手にしようと思ったかというと、先日、アイヌについて知る機会があり、再び、アイヌに興味を持ったからである。
北海道では、アイヌ文化を紹介する国立博物館であるウポポイができ、ウポポイ、ウポポイ、皆が言っている感じがして、そうなると、私は、一気に冷めてしまい、ウポポイに行っていない。
が、しかし、もう一度、アイヌについて学びなおそうと思った。
いや、アイヌだけではなく、世界各国の先住民族の世界観についても学びたい気持ちがむくむくと沸いている。
アイヌの話を訊きながら、印象に残った言葉が、「言葉は意志の伝達手段のみならず、言葉の背景に、その民族の世界観が広がっている」。
2020年、新型コロナウィルスは、これまでの日常、これまでの価値観の転換の機会になのだろうか?
これからの世界に大切なことが、先住民族の世界観から学べるのかもしれない。
しばらくの間、休んでいたこのブログに、ふと言葉を書きたくなった。
何かを、誰かに伝えたいわけでもない。
いや、伝えたい時もあるのかもしれない。