どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

田舎の未来

誠光社に向かう途中、携帯で、誠光社の記事について読んでいると、軸原ヨウスケ・中村裕太『アウト・オブ・民藝』と、福永信『実在の娘達』の2冊が売れ筋と紹介されていて、その1冊、福永信『実在の娘達』を買ってきた。福永信『実在の娘達』は、自費出版なので、なかなか手に入らないかなと思って。

 

絵のない絵本というか、字を読みながら、その場面が、目に浮かぶというか、あたたかい本。毎回、うまく感想を書けず、すみません。時間を空けて、また、読んで読み返してみたい本だった。

 

次に読んだのが、これまた誠光社で購入した、さのかずや『田舎の未来』。

 

仕事文脈に掲載されていた記事が中心というのと、北海道の田舎の話という2点が気になって購入した。どうも「働きかた」や「田舎」というキーワードが私のアンテナにひっかかるらしい。

 

お父さんが失業したというのをきっかけに北海道の田舎で仕事をするということについて考えるのが前半というか、今、私が読んでいる箇所。

 

体験してみないとわからないというか、私も北海道の田舎出身で、父が50代で失業したら、再就職が厳しいというのは容易に想像できる。

 

じゃあ、仕事があるところに引っ越しをすれば良いじゃないかという意見もあるが、もう50年近く住み慣れた土地を離れるのというは、どれほどの勇気がいることだろうか。

 

ああでもない、こうでもないと考えながら、行動しているのが、共感できるといか、リアルというか、これから、どんな展開になっていくんだろうと思いながら読んでいる。

 

初めは田舎で仕事をするとはどういうことかと考えるところから始まって、今は、地元をどう盛り上げるかという話になっている。地元を盛り上げるとか、自分の住んでいる待ちを盛り上げたいとか、あまり興味がないけれども、何かが起きそうな80頁。