ここのところ偏頭痛がして、働きすぎだな、と思った。体も相変わらずだるいし、眠いし、早く帰りたくなって、やることはたくさんあるけど、明日、早起きしてやることにした。自宅についたのは21時過ぎだった。
自宅に着くと、はるな檸檬『ダルちゃん』が届いていた。
『ダルちゃん』を知ったのは、ちょうど新井賞の存在を知った時だった。新井賞は、テレビで知ったのだろうか。以前、書いたブログの記事を読み返すと、ネットニュースで、たまたま知ったようだ。
新井賞とは、書店員の新井見枝香さんが、店頭の販促を兼ねて、個人的に推したいと選定した本で、直木賞・芥川賞と同じ日の夜に発表されるというもの。すごいよね。いち書店員が個人的に推したい本が、ここまで有名になるなんて。
なぜ、ここまで有名になったのだろうか。新井賞で選ばれた本を買って読んだ本が、おもしろくて、Twitterか何かで発信したのが、話題になっていったのだろうか。
私が新井賞を知った当時、これまでどんな作品が選ばれたのだろう、とネットで調べると、新井賞受賞作一覧というものが掲載されていて、第2回新井賞の早見和真『イノセント・デイズ』を、本屋で見つけて読んだ。
『イノセント・デイズ』は、今年、おすすめしたい本の中の1冊になった。
で、ダルちゃん。個人的には、ダルちゃんがヒロセくんに出会った頃からが好き。詩を書くダルちゃんは、ある決断をするのだけど、その決断は、私とは考え方が違うな、と思った。ん〜、ネタバレなしで書くのは難しい。
人に合わせるのが疲れた人に読んでもらいたい1冊かな。
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