どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

第9回新井賞受賞作/はるな檸檬『ダルちゃん』小学館

ここのところ偏頭痛がして、働きすぎだな、と思った。体も相変わらずだるいし、眠いし、早く帰りたくなって、やることはたくさんあるけど、明日、早起きしてやることにした。自宅についたのは21時過ぎだった。

 

自宅に着くと、はるな檸檬『ダルちゃん』が届いていた。

 

『ダルちゃん』を知ったのは、ちょうど新井賞の存在を知った時だった。新井賞は、テレビで知ったのだろうか。以前、書いたブログの記事を読み返すと、ネットニュースで、たまたま知ったようだ。

 

新井賞とは、書店員の新井見枝香さんが、店頭の販促を兼ねて、個人的に推したいと選定した本で、直木賞芥川賞と同じ日の夜に発表されるというもの。すごいよね。いち書店員が個人的に推したい本が、ここまで有名になるなんて。

 

なぜ、ここまで有名になったのだろうか。新井賞で選ばれた本を買って読んだ本が、おもしろくて、Twitterか何かで発信したのが、話題になっていったのだろうか。

 

私が新井賞を知った当時、これまでどんな作品が選ばれたのだろう、とネットで調べると、新井賞受賞作一覧というものが掲載されていて、第2回新井賞の早見和真『イノセント・デイズ』を、本屋で見つけて読んだ。

 

『イノセント・デイズ』は、今年、おすすめしたい本の中の1冊になった。

 

prizesworld.com

 

で、ダルちゃん。個人的には、ダルちゃんがヒロセくんに出会った頃からが好き。詩を書くダルちゃんは、ある決断をするのだけど、その決断は、私とは考え方が違うな、と思った。ん〜、ネタバレなしで書くのは難しい。

 

人に合わせるのが疲れた人に読んでもらいたい1冊かな。

 

  

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