そうごうさんどう?そうごうさんどうって言ったよね・・・。
電車内のアナウンスに集中するが、聞き慣れない駅名で、目的地に着く電車なのか自信がなく、何度となく、携帯電話のアプリで確認する。「宗吾山道」って字なんだ、と止まった電車の窓から駅名標で確認した。
背中にあたる陽射しは、ぽかぽかしていて暖かい。車内案内表示を確認すると、次は、「大佐倉」と書かれているようだけど、「倉」の字が、私が知っている「倉」という字ではなく、あんな字があるんだと思っていたら、中国語表示の「倉」だった。
成田空港から、津田沼で乗り換えて、無事、幕張本郷駅に着いて、「着きました」とメッセンジャーを送って、トランクからおみやげを取り出して、コートをトランクケースに仕舞おうと思ったけど、なかなかコートの厚みで、トランクケースが締まらなくて、あれ?締まらないなあと思っているところで、瑞穂さんから声をかけられた。
落ち着きなく、あ、これ、おみやげです、と言って、おみやげが入っている紙袋を、瑞穂さん渡して、ちょっと待っててください、とトランクケースを締めた。
初めての人もいると思うので、瑞穂さんについて、説明すべきところだけど、説明するよりも、『Mizuho Life Photography』を見てもらうほうがわかりやすいので、ここでは割愛する。
前回、会ったのが、6~7年前で、6~7年前というと、小学1年生が、中学1年生になっていて、そう考えると、結構な月日が流れているように感じるけれど、そんなに経っていように感じないのは、フェイスブックや、ツイッターで、瑞穂さんが発信している言葉を読んでいるからだと思う。
ここ最近でいえば、安田弘之『ちひろさん』を薦めていたのも瑞穂さんで、いや〜、ちひろさんおもしろかったですって、私が言ったら、あれがおもしろいってわかるの嬉しいなあって瑞穂さんは言って、望月ミネタロウ『ちいさこべえ』も良いよ〜って言っていたので、近々、読んでみようと思う。
好きな本の話、映画の話、近況なんかの話をして、ふと時計を見ると15時。中華料理屋に、2時間くらいいたことになる。