2016年時点で、伊坂幸太郎『砂漠』は、私の生涯読書ベスト20に入る本で、今、数十年ぶりに再読しているけど、生涯読書ベスト20に入れただけあって、やっぱりおもしろい。
読みながら、東堂って、素敵な女性だなとか、サン=テグジュペリの本を読んでみようかなとか、思いながら、読んでいる。
残念ながら、俺を動かしているのは、俺の主観ですよ。伊坂幸太郎『砂漠』P206
伊坂幸太郎『砂漠』が250貢にさしかかったところで、煙草を吸いに外に出た。寒い。煙草を吸っていたら、小説の続きが頭に浮かんできて、寝室に置いてあったパソコンを開いて、続きを一気に書き、一気といっても、昨日ほど、一気には書けず、一旦、書くのはやめて、このブログを書いているのが、日本時間23:48。
生きていくのは、計算やチェックポイントの確認じゃなくて、悶えて、「分かんねえよ、どうなってんだよ」と髪の毛をくしゃくしゃやりながら、進んでいくことなのかもしれない。伊坂幸太郎『砂漠』P264
自らを恥じず、臆さず、行動する。伊坂幸太郎『砂漠』P353
人間とは、自分とは関係のない不幸な出来事に、くよくよすることですよ。伊坂幸太郎『砂漠』P379
おまえたちは支配されてるのか?それとも命令してんのか?おまえたちは、前進してんのか、それとも後退してんのか? 伊坂幸太郎『砂漠』P394
11月23日、本日は、「寒い」だの「やばい」という言葉を一番、使った1日となった。まだ冬の入口だというのに。伊坂幸太郎『砂漠』を読み終わった。