どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

ねこの爪

雨上がりの空に、虹がかかった。見事な虹で、写真を撮っている人もいた。私は、その虹を眺めながら、縄文時代の人たちは、虹をどんなふうに捉えていたのだろう?カラフルだから、神が喜んでいるとか、なんとか言っていたのだろうか?と考えているのは、『二千七百の夏と冬』を読んでいるから。

 

昨日は、上巻を読み終えたところで力尽き、そのまま眠りについた。縄文時代なんて、全く興味なかったのに、おもしろいと思わせる荻原浩はすごい。手作りの弓や槍で熊と戦うなんてすごい。生きることは食べること。そんな言葉が何度となく頭をよぎり、これって、縄文時代に関係なく、現代にも通ずることなのではないか、と思ったりする。そもそも、生きる上で、大事なことなんて、そんなに多くはないのではないか。食べること。寝ること。愛すること。

 

1週間に1日休みが続くと体がきついなあ、と思いながら自宅の玄関を開ける。すぐにテレビをつけ、日米野球を見る。昨日は、あのあと、柳田のホームランで逆転勝ちをした。日米野球を見ながら、ご飯を食べ、『読書の日記』を読みながら、日米野球を見ている。7回裏で12-1と日本が勝っている。松井秀喜MLBのコーチとして帯同しているんだけど、松井を見れるのは嬉しい。

 

今日の月は、ねこの爪のようだ。