木を見て、森を見る。
木は、ひとりのお客さん。森は、そのサービスを利用しているさらに多くのお客さん。
あるいは、木は所属している部署あるいはチーム。森は、会社。
そんな考え方は、結構、多くの人がしていると思うんだけど、さらに、地形を見るというのが大事だな、と最近、思った。
木を見て、森を見て、地形を見る。
地形は、さらに広い視点。
そのサービスを利用している方々が喜んでもらうのがゴールではなく、さらに先。
地域にどんな影響を与えるか、社会にどんな影響を与えるか。
自分がおこなっている仕事が、どこに繋がっているのかを意識すると、仕事の仕方が変わるのではないか、と。
そこを考えるためには、国の動向を知ることも必要だし、制度の動向を知ることも必要。教養も必要かもしれないし、自分の専門分野以外の分野のことを知ることかもしれない。
以前は、国の動向や制度の動向は注視していたけど、最近は、日々の業務に忙殺されていたのか、ただ単にめんどくさかっただけかもしれなかったけど、自分には足りなかったな、と振り返った。
そんな気づきを与えてくれたのが、ロジックモデルという考え方。
インターネットで、ロジックモデルと検索すると、いろいろでてくる。
参考資料:ロジックモデル作成ガイド:日本財団
まずは、効果から考える。よく何か提案する時にも、目的と書くと思うけど、この効果が、目的に該当するのではないだろうか。
その効果を得るために、どのようなことをすれば良いか?誰に、どんなサービスを、どう提供するかを考える。そして、さらにじゃあ、どうすれば、そのサービスを提供できるかを掘り下げていく。
この考え方からいくと、まずは箱物ありきというのが間違っているのではないか、ということに気づく。
興味のある方は、調べてみてください。