毎年、12月だけ同じように繰り返す幾つかのことがある。それは、新しい年を迎える上で欠かせない。
その一つが、新潟にあるレコード屋さんに、「お金を払うので、3枚のCDを選んで送ってください」というもの。自分へのプレゼント。もう何年続いているのだろうか。近況とお願いのメールを店主の剛章さんに送って数日後。あっという間に届いてびっくりした。
封を開ける時がたまらない。封を開けると、3枚のCDとメッセージカードが入っていた。3枚とも新たなアーティストだった。
心が動いて、あわわわわ、となった。そうだった。これが仕事をしていく上で大切なことだった。
仕事をしていく上で大切なこと。
心を込めるということ。
CDの1枚であるBon Iverをステレオに入れ、ソファに座って、CDに添えられていたメッセージカードを読んだ。
”Bon Iverは、9月ごろに発売され、個人的によく聞いていたCDで、お店でも、よくながしていました・・・・”
選んでくれたアーティストのエピソードを剛章さんに訊くのが好きだった。
剛章さんは、アーティストに対する敬意や愛情がものすごい。
Bon Iverを聴きながら頭の中で旅をする。新潟にあるshabby sic ポエトリーを思い浮かべる。
Bon Iver - 22 (OVER S∞∞N) [Bob Moose Extended Cab Version] - Official Lyric Video
心が込められている仕事は、人の心を動かすし、温かい気持ちにさせる。
改めてshabby sic ポエトリーの素晴らしさを知った。