どんまい

いろいろあるけれど、それでいい

いちばん多いのはいつも、いちばんつまらないって決まっている

どんな仕事をしてきたか?
その中で、何を大切にしてきたか?


そのようなテーマの本を立て続けに読んでいる。
今日、読み終わった本は、都築響一さんの本。
すごいおもしろかった。


都築さんは、「POEPEYE」、「BRUTUS」で、現代美術、建築、デザインなどを担当してきた編集者。
現代美術、建築、デザイン、写真、文章を書くことを専門的に学んできたわけではなく、自分がおもしろいと思うところに飛び込み、体験し、記事を書き、本を作ってきた人。「POEPEYE」、「BRUTUS」の後の「アートランダム」や「ヒップホップの詩人たち」などの仕事もすごい魅力的。


この本で、編集会議のムダについて書かれたページがある。
私も、今年度に入って、週1回ペースで行ってきた会議を無くすことにした。
時間の割に成果が薄いから。
検討することがあれば、その都度、検討すれば済む話だから。
ただ、1ヶ月に1回程度は、振り返る日を作ろうとは思っている。
日々の業務に忙殺されて、気付いたら1年終わっていたね、ということがないように。
議題なし、時間制限なしの会議の体をなしていない会議。


あと、雑誌を作る上で、大切なことや、嗅覚を養うための方法なんかの話も興味深かった。
ここのところ全くやっていないものづくりもしたいな、と思わせてくれた本。

 

 

圏外編集者

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